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12月07日-05号

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  1. 流山市議会 2018-12-07
    12月07日-05号


    取得元: 流山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    平成30年 12月 定例会(第4回)平成30年12月招集流山市議会定例会会議録(第5号)1  日  時   平成30年12月7日午前10時開議                     1  場  所   流山市議会議場                               1  出席議員   27名                                        1番   野  田  宏  規  議員     2番   近  藤  美  保  議員     3番   戸  辺     滋  議員     4番   西  尾     段  議員     5番   大  塚  洋  一  議員     6番   野  村     誠  議員     7番   坂  巻  儀  一  議員     8番   石  原  修  治  議員     9番   菅  野  浩  考  議員    10番   植  田  和  子  議員    11番   笠  原  久  恵  議員    12番   森  田  洋  一  議員    13番   加  藤  啓  子  議員    14番   斉  藤  真  理  議員    15番   阿  部  治  正  議員    16番   中  村  彰  男  議員    17番   楠  山  栄  子  議員    18番   西  川  誠  之  議員    19番   森     亮  二  議員    20番   徳  増  記 代 子  議員    21番   藤  井  俊  行  議員    22番   中  川     弘  議員    23番   海 老 原  功  一  議員    25番   小 田 桐     仙  議員    26番   青  野     直  議員    27番   乾     紳 一 郎  議員    28番   秋  間  高  義  議員                        1  欠席議員   なし                                    1  出席理事者                                          市   長   井  崎  義  治      副 市 長   石  原  重  雄      教 育 長   後  田  博  美      上 下 水道   志  村  誠  彦                              事業管理者                   総 合 政策   山  田     聡      総 務 部長   水  代  富  雄      部   長                                           財 政 部長   安  井     彰      市 民 生活   湯  浅  邦  彦                              部   長                   健 康 福祉   早  川     仁      子ども家庭   秋  元     悟      部   長                   部   長                   経 済 振興   亀  山  隆  弘      環 境 部長   田  中  佳  二      部   長                                           ( 農 業                                           委 員 会                                           事 務 局長                                           併 任 )                                           都 市 計画   武  田     淳      都 市 整備   石  野  升  吾      部   長                   部   長                   土 木 部長   鈴  木  和  男      会計管理者   鹿  間  慎  一      選 挙 管理   矢  口  道  夫      監 査 委員   逸  見  克  弘      委 員 会                   事 務 局長                   事 務 局長                                           学 校 教育   前  川  秀  幸      生 涯 学習   飯  塚  修  司      部   長                   部   長                   消 防 長   北  野  浩 一 郎      総合政策部   須  郷  和  彦                              次   長                                           ( 兼 企画                                           政策課長)                   秘 書 広報   中  野  秀  紀      マーケティ   河  尻  和 佳 子      課   長                   ン グ 課長                   誘 致 推進   大  津  真  規      情報政策・   内     安  広      課   長                   改 革 改善                                           課   長                   工 事 検査   松  丸  昌  弘      総務部次長   渡  邊  雅  史      室   長                   ( 兼 総務                                           課 長 )                   総務部次長   伊  藤  龍  史      総 務 課   帖  佐  直  美      ( 兼 人材                   政 策 法務                   育成課長)                   室   長                   財 産 活用   石  戸  敏  久      財産活用課   井  上  雅  之      課   長                   ファシリティ                                          マネジメント                                          推 進 室長                   財政部次長   井  口  仁  志      財政部次長   大  島  尚  文      (兼資産税                   (兼市民税                   課 長 )                   課 長 )                   財 政 調整   高  崎  輝  久      税 制 課長   大  竹  哲  也      課   長                                           税 制 課   吉  野  教  生      市民生活部   石  田  和  成      債 権 回収                   次   長                   対 策 室長                   ( 防 災                                           危 機 管理                                           担 当 )                   市民生活部   今  野  忠  光      市 民 課長   横  山  友  二      次   長                                           ( 兼 保険                                           年金課長)                                           コミュニティ  樋  口  洋  徳      防 災 危機   鶴  巻  浩  二      課   長                   管 理 課長                   健康福祉部   小  西  和  典      社 会 福祉   豊  田  武  彦      次   長                   課   長                   (兼障害者                                           支援課長)                                           高 齢 者   石  井  由 美 子      介 護 支援   菊  池  義  博      支 援 課長                   課   長                   児 童 発達   長 谷 川  聖  二      健 康 増進   伊  原  理  香      支援センター                  課   長                   所   長                                           子 ど も   浅  水     透      子 ど も   熊  井     彰      家庭部次長                   家 庭 課長                   ( 兼 保育                                           課 長 )                                           経済振興部   渋  谷  俊  之      流山本町・   井  戸  一  郎      次   長                   利 根 運河                   ( 兼 商工                   ツーリズム                   振興課長)                   推 進 課長                   農 業 振興   安  蒜  康  志      環境部次長   染  谷  忠  美      課   長                   ( 兼 環境                                           政策課長)                   ク リ ーン   糸  井  正  人      都市計画部   嶋  根  貴  俊      セ ン ター                   次   長                   所   長                   ( 兼 宅地                                           課 長 )                   都市計画部   長  橋  祐  之      都市計画課   酒  巻  祐  司      次   長                   交 通 計画                   ( 兼 都市                   推 進 室長                   計画課長)                                           建 築 住宅   伊  藤  直  人      都市整備部   後  藤  隆  志      課   長                   次   長                   都市整備部   小  島  敏  明      まちづくり   小  野  満 寿 夫      次 長 (兼                   推 進 課長                   み ど りの                                           課 長 )                                           西 平 井・   秋  元  敏  男      土木部次長   遠  藤     茂      鰭ケ崎地区                   ( 兼 道路                   区 画 整理                   管理課長)                   事 務 所長                                           土木部次長   石  井  菊  次      河 川 課長   中  西  辰  夫      ( 兼 道路                                           建設課長)                                           会 計 課長   佐 々 木  和  美      上下水道局   矢  幡  哲  夫                              次長(兼上下                                          水道局水道                                           工務課長)                   上下水道局   秋  谷     孝      上下水道局   池  田  輝  昭      経 営 業務                   下水道建設                   課   長                   課   長                   選 挙 管理   斉  藤  昌  克      監 査 委員   仲  田  道  弘      委 員 会                   事務局次長                   事務局次長                                           農業委員会   秋  元     学      教 育 総務   根  本  政  廣      事務局次長                   課   長                   学 校 施設   大  塚  昌  浩      学 校 教育   遠  藤  由  樹      課   長                   課   長                   指 導 課長   西  村     淳      生涯学習部   恩  田  一  成                              次   長                                           ( 兼 生涯                                           学習課長)                   ス ポ ーツ   寺  門  宏  晋      公 民 館長   中  西  直  人      振 興 課長                                           図 書 ・   小  栗  信 一 郎      消 防 本部   高  市     薫      博 物 館長                   次   長                                           ( 兼 中央                                           消防署長)                   消 防 総務   須  藤  恭  成      予 防 課長   斉  藤  一  浩      課   長                                           消 防 防災   笠  原  圭  史      東消防署長   鈴  木  孝  男      課   長                                           南消防署長   片  瀬  章  博      北消防署長   吉  野  康  雄    1  出席事務局員                                         事 務 局長   竹  内  繁  教      次   長   玉  田  雅  則      次 長 補佐   若  林  克  彦      主   事   田  村  洋  介      ( 兼 議事                                           係 長 )                                           主   事   五 十 嵐  大  雅      主   事   後  藤  優  太            平成30年流山市議会第4回定例会日程表(第5号)                           平成30年12月7日午前10時開議                    第1 市政に関する一般質問                                   第2 議案第 80号 平成30年度流山市一般会計補正予算(第3号)                  議案第 81号 流山市部設置条例の一部を改正する条例の制定について               議案第 82号 流山市職員の給与に関する条例及び流山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特           例に関する条例の一部を改正する条例の制定について                議案第 83号 流山市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定につ           いて                                      議案第 84号 流山市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制           定について                                           (質疑・委員会付託)                           第3 議案第 85号 平成30年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)              議案第 86号 流山市重度障害者医療費及び特定疾病者医療費の支給に関する条例の一部を改正す           る条例の制定について                              議案第 87号 流山市児童発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の           制定について                                  議案第 88号 流山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を           改正する条例の制定について                           議案第 89号 流山市学童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につい           て                                       議案第 90号 指定管理者の指定について(流山市高齢者福祉センター森の倶楽部及び流山市高齢           者趣味の家)                                  議案第 91号 指定管理者の指定について(西初石小学校区第2西初石子どもルーム)        議案第 92号 指定管理者の指定について(八木北小学校区第2学童クラブ)            議案第 93号 指定管理者の指定等について(おおたかの森小学校区学童クラブ)          議案第 94号 指定管理者の指定について(流山市北部公民館)                  議案第 95号 指定管理者の指定について(流山市東部公民館)                          (質疑・委員会付託)                           第4 議案第 96号 平成30年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)            議案第 97号 平成30年度流山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議案第 98号 流山市出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について             議案第 99号 流山市コミュニティ・ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の           制定について                                  議案第100号 流山市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について          議案第101号 あっせんの申立てについて(東京電力ホールディングス株式会社)                  (質疑・委員会付託)                           第5 議案第102号 平成30年度流山市水道事業会計補正予算(第2号)                議案第103号 流山市道に設ける案内標識及び警戒標識等の寸法を定める条例の一部を改正する条           例の制定について                                議案第104号 流山市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について              議案第105号 指定管理者の指定について(流山市自転車駐車場)                 議案第106号 市道路線の認定について                             議案第107号 市道路線の廃止について                                     (質疑・委員会付託)                           第6 発議第 31号 流山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について                    (議案上程・提案理由説明・質疑・委員会付託)               第7 陳情の件                                         第8 休会の件                                          本日の会議に付した事件                                      議事日程表のとおり △午前10時00分開会 ○秋間高義議長 ただいまから本日の会議を開きます。  本日の出席を御報告します。  ただいまのところ出席議員27名全員であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立していることを御報告します。  本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。 △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 これより議事に入ります。  日程第1、昨日に引き続き「市政に関する一般質問」を行います。7番坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) おはようございます。流政会の坂巻儀一です。よろしくお願いいたします。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。  早いもので1期4年の任期も既に3年半が経過いたしました。今回の一般質問の大きな項目の1は、平成30年第1回定例会以前までに私が幾度となく取り上げました質問の総括的意味合いがあり、文言等も重複する箇所が多々ございますが、時間の経過とともにどのような取り組みがなされたのかの検証と再確認を交えた質問とさせていただきます。  1、新川耕地における物流施設関連情報と周辺整備について。  (1)平成30年第1回定例会において新川耕地における物流施設の建設に伴う諸課題について質問し、当局からは流山工業団地協同組合と全ての物流施設による連絡協議会の設立を働きかけていくと答弁があり、9月28日に流山工業団地協同組合、物流事業者及び流山商工会議所による流山新川耕地事業者情報連絡協議会が設立されています。これらに関し、以下について問う。  ア、連絡協議会設立までの経緯、またその目的はどのようなものなのか。  イ、市は、連絡協議会と今後どのようにかかわっていくのか。  ウ、連絡協議会が設立されたことによって、物流施設に関する市民からの問い合わせの窓口を明確に一本化することはできるのか。  エ、物流施設の開発過程において市民団体や地域の施設から富士山の景観保全や蛍の生息環境保護等の要望が出されたと仄聞するが、市は統括的な把握をしているのか。また、それらの事項を連絡協議会と情報共有することも考えているのか。  補足いたします。ウの窓口を明確に一本化することはできるのかの質問に対しては、既に本年第1回定例会において御答弁いただいておりますが、この連絡協議会が設立されたことにより何かしら変更が加えられたかを含めて再度お尋ねいたします。  また、エの富士山の景観保全に関しましては、関係団体の文言をそのまま引用いたしましたが、富士山の眺望保全が的確な表現と思われますので、御理解願います。  続きまして、(2)京成バス株式会社による江戸川台駅からDPL流山間の路線バス運行開始について問う。  ア、市民に何の事前案内もなしに運行開始となったが、市と京成バス株式会社との間で事前協議はなされたのか。  イ、今後利用者や地域住民から路線や本数の調整や変更の要望があった場合、市は事業者である京成バス株式会社と協議していくことは可能であるのか。  (3)継続して指摘要望している市道118号線の東深井交差点周辺の渋滞対策に関し、以下について問う。  ア、新川耕地の開発当初より懸念された周辺の渋滞が日増しに悪化しているが、状況調査は行われたのか。  イ、抜本的な渋滞対策をどのように取り組んでいくのか、御答弁願います。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 私から1、新川耕地における物流施設関連情報と周辺整備についての(3)東深井交差点周辺の渋滞対策のアとイについて順番にお答えいたします。  まず、アの渋滞状況調査ですが、市道118号線の東深井交差点周辺では、朝夕の混雑が顕著となっていることは認識しています。現状交通について当該交差点に限定した調査は実施していませんが、市道118号線美原地先の北消防署付近において、毎年12月に環境部が南北方向の継続的な定点調査を実施しています。最新の調査結果は、平成29年12月に上り下りの合計で1日当たり1万3,355台となっており、過去5年間も1万2,000台から1万3,000台前後で、突出した変化はあらわれていません。しかし、この調査結果は、市道110号線が今年3月に県道松戸・野田線まで延伸する以前のものであることから、今年12月に予定されている交通量調査もあわせて注視してまいります。  次に、イの抜本的な対策ですが、当該交差点の交通環境は、市道110号線の延伸により、物流施設関連道路としてさらに利便性の高い路線となりました。このことから、当該交差点の現状の課題と将来交通処理を想定した交通量調査を含めた交差点改良計画を早期に策定し、現地に反映できるよう平成31年度予算への調査費の計上を担当部局に指示したところです。今後の物流施設の本格稼働を見込んだ検討結果により、当該交差点における適正な交通処理ができるよう交差点改良計画を次期総合計画に位置づけてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 亀山経済振興部長。     〔亀山経済振興部長登壇〕 ◎亀山隆弘経済振興部長 私からは、1、新川耕地における物流施設関連情報と周辺整備のうち、(1)のアからウについてお答えをいたします。  初めに、アについてお答えをいたします。  市では、平成30年3月議会の坂巻議員への答弁を踏まえ、翌4月に商工振興課から流山工業団地協同組合及び流山商工会議所に連絡協議会の設立について打診をしたところ、設立に向けた積極的な回答をいただきました。そこで、設立を支援するため、市では既に稼働している通称第1物流から第3物流の運営管理事業者に連絡をとり、5月2日、流山工業団地協同組合の会議室で初顔合わせとなる第1回目の設立準備会を開催し、設立に向けた合意が交わされました。さらに、8月2日、2回目の設立準備会を開催し、9月28日には流山工業団地協同組合事務局からの招集により、流山商工会議所において流山新川耕地事業者情報連絡協議会の設立式が行われました。  同協議会の設立目的ですが、同協議会の会則では、新川耕地内の流山工業団地協同組合、物流事業者及び流山商工会議所が地域の課題等を共有し、連携し、円滑に事業を運営するためとされています。  次に、イとウについては、一括してお答えをいたします。  地域事業者の団体である同連絡協議会と市のかかわりについては、商工振興課がオブザーバーとして会議に参加してまいります。また、平成30年3月議会の一般質問で答弁したとおり、市民の皆様などから物流施設に関連した問い合わせがあった場合は、これまで同様広聴部門である秘書広報課がワンストップ窓口として受け付けを行い、問い合わせ内容ごとに適切な部署につなぎ、その対応に当たってまいります。  以上でございます。 ○秋間高義議長 武田都市計画部長。     〔武田都市計画部長登壇〕 ◎武田淳都市計画部長 私から1の(1)、エ及び(2)のアとイについてお答えします。  最初に、1の(1)、エ、市民団体や地域の施設からの要望について市は把握しているかについてお答えします。  平成30年第1回定例会で答弁いたしましたとおり、中野久木、小屋、北地区の通称第6物流の説明会において、市民団体や地域の施設など市民等から開発事業者に対し、物流施設の建設計画についてさまざまな要望の声があったと事業者から報告を受けております。こうした声に対し、事業者からは市民等の要望を配慮し、計画の一部を変更したと報告を受けております。当該事業は、民間事業であることから、市民等からの要望ヘの対応は原則として開発事業者が行うこととなりますが、引き続き流山市開発事業の許可基準等に関する条例に基づき指導してまいります。  なお、開発行為に基づく情報開示については、開発許可後に開発登録簿の閲覧はできますが、許可前の情報を市が提供することはございません。  次に、(2)京成バス株式会社による江戸川台駅からDPL流山間の路線バス運行開始についてお答えします。  初めに、アの京成バス株式会社との今までの事前協議についてですが、11月12日に運行が開始された当該路線は、平成28年度当時、新川耕地地区における物流施設が稼働することによる交通需要を見込み、物流施設と江戸川台駅を結ぶ新たなバス路線の開設について検討するよう市からバス事業者に対し依頼した結果実現したものです。バス事業者において検討していたルートやバス停の概ねの位置等については、バス事業者から事前に報告を受けていましたが、国土交通省による事業認可がなされるまでは一般的にバス事業者は周辺への周知は行っておりません。国土交通省からの事業認可については、運行開始1週間前の11月5日付で行われたと聞いており、同日以降バス事業者においてホームページ及びバス停における周知を行ったものです。基本的に民間路線バスの運行ルート及びバス停の位置等の周知については、バス事業者において行うべきものと考えております。  次に、イの利用者や地域住民からの要望による事業者との協議についてですが、民間路線バスの経路や本数について地元自治会等から要望があった場合においては、バス事業者と協議してまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) 御答弁ありがとうございました。  では、混乱を避けるべく順を追って再質問をさせていただきます。  まず、(1)についてですが、平成30年1月に私ども流政会が開催いたしましたキャラバン隊、市民の方との意見交換会の場でございますが、そこにおいて参加していただきました流山工業団地協同組合の役員の皆様や地域住民の皆様の声をもとに同年3月に私が一般質問に臨み、早速その市民の声が反映され、当局が連絡協議会設立までの打診並びに支援なされたことにこの場をおかりして感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  イとウについてそれぞれ1点再質問させていただきます。  同連絡協議会と市のかかわりは、商工振興課がオブザーバー参加ということですが、この後同協議会において会議等の場では当局は発言権はあるのですか。  もう一点、物流施設関連の問い合わせは、同連絡協議会にオブザーバー参加する商工振興課ではなく、まずは秘書広報課ということでよろしいのでしょうか。確認でございます。御答弁願います。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。亀山経済振興部長。     〔亀山経済振興部長登壇〕 ◎亀山隆弘経済振興部長 私からは、ただいまの再質問、発言権のお話と、あとは問い合わせ先の2点についてお答えを申し上げます。  初めにまず、1点目の発言権のお話になりますが、市はこの連絡協議会の会員ではございませんことから、発言権、議決権はございません。したがいまして、会のほうから発言を求められた場合のみ発言をさせていただくことになります。  また、関連の問い合わせにつきましては、問い合わせの内容が多岐にわたるおそれがありますことから、先に述べましたように広聴部門であります秘書広報課のほうが窓口一本化して、担当部署のほうにつないでいくということに変わりはございません。  以上でございます。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございました。  地域住民が望むのは、この連絡協議会の設立だけではなく、当然のことながら周辺地域との円滑な関係を築くための方針の共有や有意義な情報共有の場としての連絡協議会の継続的な運営であると考えます。当局におかれましては、引き続き指導、支援なされていかれますよう要望とさせていただきます。  続きまして、(2)、アについて2点再質問させていただきます。  1点目は、第1回定例会にて路線バスの発着駅についても地域沿線の利便性の向上や駅周辺の活性化などを踏まえ、バス事業者と協議していきますと答弁されていましたが、先ほどの御答弁では平成28年度当時交通需要を見込んで、物流施設と江戸川台駅を結ぶ新たなバス路線開設の依頼をされていたとのことですが、今回のこの路線決定に関しては、本年第1回定例会、私の一般質問後ですけれども、それ以降も当局はバス事業者と協議を重ねてまいりましたか。質問いたします。  2点目に、国土交通省による事業認可がなされるまでは、バス事業者は周辺への周知は行っていないとのことでしたが、それでは今回の路線及び運行開始日の決定を市は、当局はバス事業者よりいつ報告を受けたのですか、御答弁お願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。武田都市計画部長。     〔武田都市計画部長登壇〕 ◎武田淳都市計画部長 再質問2点についてお答えいたします。  平成28年度以降どのような協議をしていたかという点につきましてお答えいたします。  平成29年2月に文書でバス路線開設に係る依頼を行いましたが、それ以降の協議は行っておりません。平成30年6月27日にその時点における検討路線についてバス事業者が説明がなされ、江戸川台西口から物流施設の間におけるバス停の新設について協議を行いました。7月19日に改めて文書で路線開設に係る依頼を行い、路線及びバス停の概ねの位置について協議を行いました。その後は、11月の運行開始に向け、京成バス株式会社から国土交通省に対し事業認可の申請が行われたため、協議は行っておりません。運行開始に先立ち、10月19日に新規路線のダイヤ及びバス停の位置についての情報をいただいたところです。  2点目の路線及び運行開始の決定は、市はいつ報告を受けたかについてお答えいたします。  11月12日からの運行開始日については、11月5日の事業認可後に報告を受けております。  以上です。
    ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございました。  バス事業者に苦言を呈すわけではありませんけれども、運行開始のそんな1週間前に市に伝えるというのはどうなのかなと考えて、地域住民とどのように利便性を上げていくのかとかやはりバス事業者、行政、そして何よりも地域の皆さんと協議されていくのが理想なのかなと考える次第でございます。もしかしたら私、本年第1回定例会において質問させていただいたときも、そのときインターネットで調べましたら京成バスはもうDPLのPRのところに路線バスの利用ということもうたっていたのです。だから、もうその辺決まっていたのかなと。ただ、路線バスでやるということが地域の皆様とのことはどのようにバス業者が考えているのかが疑問でありました。  1点再質問させてください。この11月12日の運行開始から現在に至るまでで、一般の利用者はどれぐらいかというのは調べたり、耳に挟んでいたりするでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。武田都市計画部長。     〔武田都市計画部長登壇〕 ◎武田淳都市計画部長 再質問にお答えいたします。  今回開設されたバスのバスルートを利用するお客様、利用者の方は、物流施設の従業員かどうかというデータは持ち合わせております。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) わかりました。  今回ですけれども、これは市も、多分地域選出の議員となると私とかなのでしょうけれども、地元の方から連絡いただいて、地元の方がここにバスが走るということを知ったときにまず連絡が来まして、おっしゃられたのが市も地元の議員もこういうことを地元の人間に知らせないのかという、ある意味私たちも全然知らなかったのですけれども、そういう誤解も受けたので、今回の運転開始は路線沿線住民にも全く周知はされていなかったと思われるので、この後地域住民からの要望等があった場合には、迅速に対応できますようにぜひともバス事業者との連携を深めていかれますように要望させていただきます。  続きまして、(3)、アについて1点再質問させていただきます。  御答弁の最新の調査結果とは、私の本年第1回定例会の一般質問よりももちろん以前のデータであり、仰せのとおり市道110号線が県道松戸・野田線まで延伸以前のデータであり、現在の状況とは数値に大幅な乖離があると考えられます。今年12月に予定されている交通量調査は、例年どおりの市道118号線の南北方向の定点調査のみなのですか。課題となっている東深井交差点の渋滞調査には交わる市道110号線及び市道268号線の東西方向の調査も必要と考えられますが、当局の見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。鈴木土木部長。     〔鈴木土木部長登壇〕 ◎鈴木和男土木部長 再質問にお答えいたします。  定点調査につきましては、環境部で行っておりまして、道路交通に行う騒音振動のための目的の定点調査を過去から続けております。御心配というか、御質問の交差点につきましては、先ほど市長も答弁いたしましたけれども、交通量調査を含めた交差点改良計画の調査ということを来年度調査するよう指示を受けておりますので、その中で交差点部分については詳細に交通量調査を行う予定でございます。  以上です。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございました。  イでの御答弁の交差点改良計画の早期策定とあわせて、事前調査にも御尽力いただきますよう要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、大きな項目1を終わらせまして、次に大きな項目2、外国青年招致事業についてです。  語学指導等を行う外国青年招致事業とは、JETプログラム、ザ・ジャパン・エクスチェンジ・アンド・ティーチング・プログラムの略称で、地方自治体が総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会、CLAIRの協力のもとに実施しています。JETプログラムは、主に海外の青年を招致し、地方自治体、教育委員会及び全国の小中学校や高等学校で国際交流の業務と外国語教育に携わることにより、地域レベルでの草の根の国際化を推進することを目的としています。国内はもとより世界各国から大規模な国際的人的交流として高く評価されており、このプログラムにかかわる日本の各地域の人々と参加者が国際的なネットワークをつくり、国際社会において豊かな成果を実らせることが期待されています。JETプログラム参加者は、外国語指導助手、ALT、アシスタント・ランゲージ・ティーチャー、国際交流員、CIR、コーディネーター・フォー・インターナショナル・リレーションズ、スポーツ国際交流員、SEA、スポーツ・エクスチェンジ・アドバイザーの3つの職種で来日しております。  それでは、(1)流山市は英語教育強化地域として平成26年度に文部科学省から4年間の研究指定を受けているが、ALTの起用も含め、取り組みとその成果を問う。  (2)ALTとともに英語教育や国際理解、国際交流の推進、またインバウンド戦略のためなど、幅広く活躍が期待されるCIR、国際交流員の招致、起用も必要と考えるが、当局の見解を問う。  先にJETプログラムの説明をいたしましたが、現在流山市におけるALTの採用はJETプログラムからの派遣ではなく、直接雇用になったと仄聞していることを補足させていただきます。  では、御答弁お願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 私からは、2、外国青年招致についての(1)外国語教育強化地域拠点事業及びALTの配置の成果についてお答えいたします。  初めに、外国語教育強化地域拠点事業の成果についてお答えいたします。  現在本市では、全小学校において3、4年生は外国語活動、5、6年生は外国語の授業を新学習指導要領を先行して実施することができています。また、小学校の外国語教育のために各校に1名ずつの英語活動指導員及び2校に1名の割合でALTを配置し、全ての授業において学級担任とのチームティーチングができる体制を整えることができました。平成29年度実施の調査において、小学校5、6年生では英語が好きと回答した児童は、全国で平均71%のところ流山市では89.5%、英語は大切と回答した児童は、全国平均85%のところ流山市は93.5%でありました。また、中学校に関しては、卒業段階で英検3級程度の英語力を持つ生徒が全国平均40.7%のところ流山市は60%といずれも全国平均を大きく上回っており、外国語教育の充実が図られているものと感じております。  平成26年度からの4年間の拠点事業は終了いたしましたが、本年度も研究担当者会を実施し、小中高の学びをつなげる実践をしたり、研究校の授業を広く市内の教職員に公開するなど、外国語教育の推進に努めております。  次に、小中学校へのALT配置の成果についてお答えいたします。  ALTは、授業の指導補助だけでなく、児童生徒と日常の生活をともにしています。このことにより、ALTとのコミュニケーションが日常の学校生活の中でなされております。また、授業では、ALTや英語活動指導員とのチームティーチングが授業づくりの重要な柱となっており、両者がよいモデルを示すことで、例えば相づちやつなぎ言葉を適切に使ったり、相手に聞き返したり、自分の考えを伝えたりするコミュニケーション力が児童生徒に育まれてきています。拠点事業が終了した現在も全国からの視察を多く受け入れており、本市の外国語教育の取り組みが高く評価されていることを実感しております。  以上でございます。 ○秋間高義議長 亀山経済振興部長。     〔亀山経済振興部長登壇〕 ◎亀山隆弘経済振興部長 私からは、(2)CIR、国際交流員の招致、起用についてお答えをいたします。  政府は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2年後の2020年、訪日外国人の目標を4,000万人に掲げており、今後もインバウンド市場は右肩上がりで上昇していくことが推測されます。そこで、平成31年4月に流山おおたかの森駅前観光情報センターを開設するとともに、外国人の視点から誘致促進策を実施し、インバウンド需要の取り込みを強化してまいります。このため、外国人観光客の増加を図ることを目的に国が行っている外国青年招致事業であるJETプログラムによるCIRの新年度からの活用に向けた検討を既にスタートさせたところです。  以上です。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) 御答弁ありがとうございました。  それでは、再質問させていただきます。  まず、(1)について、外国語教育強化地域拠点事業及びALTを配置したことによる成果については、児童の英語教育に対する姿勢とその能力の高さを鑑みても、本市における外国語教育の充実が図られている点は理解できました。ありがとうございます。  1点再質問いたします。NPO団体の協力のもと、ALTが流山市の中学生たちとALTの母国である学生たちとインターネットを介したつながりを持ってコミュニケーションを図るなど、さらなる活動を展開しようとした場合、1校に専任となるALTでは活動に制限が生じてしまう場合が多いと考えられます。さらにフレキシブルな活動が可能と思われるCIRやスーパーバイザーをALTとともに教育の場に採用するというお考えはありませんか。見解をお聞かせください。  続きまして、(2)それぞれの自治体においては、CIRの活動を一分野に特化して従事している場合と1人のCIRが広範囲にさまざまな仕事に従事している場合とが見受けられます。本市の来年度から予定されているCIR起用に関しては、一分野、専門とする観光関連に特化されるものなのでしょうか、お答えください。  以上です。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 坂巻議員の再質問にお答えさせていただきます。  CIR、国際交流員あるいはスーパーバイザーの採用についての御質問でございます。市内の全体のコーディネートをする役割として、スーパーバイザーにつきましては本市は既に1名雇用しております。教育委員会では、このスーパーバイザーを活用して、現在のところ英語活動指導員あるいはALT、小学校教員に対する指導、または研修を行いまして、現在外国語教育の推進に努めているところであります。したがいまして、教育委員会といたしましては、CIRを雇用することは現在考えておりません。  以上です。 ○秋間高義議長 亀山経済振興部長。     〔亀山経済振興部長登壇〕 ◎亀山隆弘経済振興部長 再質問にお答えをいたします。  私どもで予定をしておりますCIRの活動につきましては、観光関連業務、これに特化するということでの活動を予定しております。  以上でございます。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございます。  それで、(1)教育長に1点だけ再々質問させてください。  その取り組むカリキュラムによってなのでしょうけれども、もしそういう必要性があれば、例えばCIRではなくスーパーバイザーを追加するなどというお考えはお持ちでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 坂巻議員の再々質問にお答えさせていただきます。  スーパーバイザーを追加する考えはないかという御質問でございます。先ほど申し上げましたようにスーパーバイザー1名雇用いたしまして、現在活動をしております。もしスーパーバイザーが必要であるという状況ができたとしても、今まだまだできればALTの採用のほうに力を注いでいきたい。もうちょっと小学校においてはALTをもしその予算があれば増やしていったほうがいいのではないかなという私の考えはございます。したがいまして、スーパーバイザーの増員は考えておりません。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございました。わかりました。  ただ、この先さまざまな場所やシーンにおいてCIRやスーパーバイザー等の需要がさらに高まると考えられます。市内、国内におけるグローバル化の動向を注視し続けていかれますよう要望させていただきます。  続きまして、大きな項目の3、技能実習制度を含む外国人労働者受け入れに対する市の取り組みについてです。  外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案をめぐり、今国会が山場を迎えています。この場においては採決か否かは別として、たとえどんな形であれ、この先日本においては外国人労働者の流入は、大幅に増加するものと誰もが推察するところではないでしょうか。その賛否も問わず語らずとも多文化共生は避けては通れない道であり、彼らが日本で暮らしていく最終的な受け皿は各自治体であり、取り巻く環境の変化は私たち一人一人に関係してくるものと思われます。急激な外国人の流入は、好き嫌いもあり、アレルギーや不安を覚える地域住民の方も少なくないはずです。しかしながら、技能実習生を含む外国人労働者と共存していくすべや努力も身につけることが私たちにとっては肝要ではないでしょうか。  私ごとなのですが、以前の仕事柄30年以上にわたりさまざまな国の人たちと交流を持ってまいりました。先日もインドネシア、バリ島から技能実習生の送り出し機関のオーナー御夫妻をこの市役所にお連れいたしたところでございます。また、おととし、私の地元で開催した納涼祭にそこにたまたま遊びに来ていたインドネシア、スマトラ島出身の技能実習生と知り合いました。私は彼の雇い主ではありませんが、知り合った2年間にはおみこしを担がせてあげたり、また今年の納涼祭では初めて知り合った場所でのやぐら解体を手伝ってもらい、その後地元氏子たちと温浴施設でのお疲れさま会にも誘って、多くの地域の方たちとも交流を深めてもらいました。もちろん我々もボランティアですから、彼にも何ら仕事の報酬は渡していません。ゴトンロヨン、相互扶助の精神が根づいているインドネシア人の彼は、すぐにそのシステムを受け入れていました。  また、過日あるテレビ番組で、ニュースだったと思うのですけれども、ある地域においてはそこの工場のオーナーさん、例えばA工場、そこのオーナーさんが何人かの技能実習生を受け入れていて、そのオーナーさんがおっしゃるにはやはり同じように地域のイベント等に率先して連れていくと。そして、綿菓子をつくらせたり、いろんなイベントを手伝わせるわけです。そういうことをすることによって、その地域の方たちとのコミュニケーションが生まれ、地域の方もその子どもたちを見て、実習生を見て、A工場の誰々君だよねと、そういう認識ができてきて、全てではないにしても全くそういう交流がないときよりもある程度不安が解消されていくという、すごく熱を持ってそのオーナーさんが話されていたことを記憶しております。地域が、要するに我々一人一人が心を開いて交流を深めていけば不安は解消され、多文化共生の実現は可能なのではないかと考えております。きずなは地域で育むものであり、法で築かれるものではないと私は考えております。  そこで、(1)外国人労働者増加に関し、以下について問う。  ア、市内における外国人労働力調査は可能なのか。  イ、地域住民と外国人労働者の情報共有のあり方についてどのように考えているか、御答弁願います。  以上でございます。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。亀山経済振興部長。     〔亀山経済振興部長登壇〕 ◎亀山隆弘経済振興部長 私からは、大きな3、外国人労働者受け入れに対する市の取り組みについてお答えをいたします。  まず、アについてお答えをいたします。  本市のほか松戸市、柏市、我孫子市を所管する松戸公共職業安定所、いわゆるハローワーク松戸では、管内の外国人労働者数を把握していますが、その中の本市の外国人労働者数については、制度的に把握することができません。市としては、今後流山商工会議所の協力をいただきながら、商工会議所加入事業所を対象とした外国人労働者の調査、把握を検討してまいります。  次に、イについてお答えいたします。  現在国会においても外国人労働者の受け入れを拡大するための出入国管理法改正案が審議されております。外国人労働者の方々が市内で暮らし、働く場合は、地域住民との日常生活においての理解と融和のための情報共有が重要であると認識しています。このため外国人労働者が転入される場合、市民課の窓口では5カ国語によるごみの出し方など暮らしの情報のプリントを提供するとともに、5カ国語で作成した市ホームページにおいては、より多くの行政情報の提供を行っているところです。  また、今後は雇用主からも日本の生活習慣について直接の指導や助言をいただけるよう流山商工会議所を通してお願いをしていくほか、曜日ごとに4カ国語の通訳を配置しているハローワーク松戸の外国人専門相談も引き続きPRしてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) ありがとうございました。  誠に個人的な要望なのですけれども、1点、その言語の中に、5カ国の言語ですか、ぜひともインドネシア語を使ってください。インドネシア語とマレーシア語はすごく共通点があって、かなり似通っていて、そしてまたシンガポールなんかに行ってもマレーシア語を使う人がすごく多くて、インドネシア語、マレーシア語を使うとかなり世界がまた広がってまいるし、需要もすごく高いと思いますので、ぜひとも御検討くださるようにお願いいたします。  そしてまた、ア、イについて一括して1点要望いたしますが、災害時における在留外国人の支援等においても、市内のどちらにどこの国の人が何人働いているのか、または住んでいるのかを行政として把握していることが重要と考えます。また、一番大切なことは、御答弁にもありましたように相互理解と情報共有であります。地域住民の不安も解消できるような取り組みを行政としてこの先も模索していかれますことを要望させていただきます。  最後に、大きな項目の4、SDGsについて。  (1)市は、次期総合計画を策定するに当たり、国際的な取り組みであるSDGsも視野に入れるべきと考えるが、当局の見解を問う。  SDGsとは、サステーナブル・ディベロップメント・ゴールズ、持続可能な開発目標の略称です。持続可能な開発目標、SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標、MDGsの後継として2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダにて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール、169のターゲットから構成され、地球上の誰ひとりとして取り残さない、リーブ・ノー・ワン・ビハインドのことを誓っています。SDGsは、発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極に取り組んでいるとのことです。時間の都合上、簡単な説明のみにとどめますが、ぜひこの件に関して市長の見解をお聞かせいただけますようお願いいたします。  以上でございます。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。山田総合政策部長。     〔山田総合政策部長登壇〕 ◎山田聡総合政策部長 私から4、SDGsについて、(1)次期総合計画を策定するに当たり、国際的な取り組みであるSDGsも視野に入れるべきかどうかについてお答えをいたします。  SDGs、持続可能な開発目標は、2015年9月の国際サミットにおいて採択された2030年までの国際目標で、貧困、飢餓、保健など17の目標からなり、経済や社会、環境をめぐる広範囲な課題に統合的に取り組むものでございます。我が国においても2016年12月、政府は日本が特に注力する8つの優先課題と具体的な施策を盛り込んだ実施指針を作成しており、国内におけるSDGsの普及展開に当たっては、地方自治体の積極的な取り組みが期待されているところでございます。  SDGsは、世界共通の開発目標であり、自治体によるSDGsの推進は今後の地方行政やまちづくりにおいて必要かつ重要な視点と考えられ、貧困をなくそうから始まり、全ての人に健康と福祉を、質の高い教育をみんなに、住み続けられるまちづくりをなどかかわりが深い目標です。また、SDGsは、その推進に当たり市民、事業者、NPOなど多様な関係者との関係を得ることが重要であり、共通の目標を掲げることにより連携やパートナーシップを進めやすいと考えられます。以上のことから、本市では現在策定している次期総合計画においてSDGsの視点に合致する施策について研究をしてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 坂巻儀一議員。     〔7番坂巻儀一議員登壇〕 ◆7番(坂巻儀一議員) 山田部長、ありがとうございました。本当出番がもう少ないですから、逆にありがたかったです。  当局のグローバルな視点に合致した次期総合計画策定方針を聞けて安心いたしました。外国人労働者問題やSDGsに関しては、この後も時間をかけて議論を重ねていかねばならない課題だと私は考えております。  今回の一般質問は、前半が現在までの検証内容であり、進捗状況の確認でもありました。そして、後半は、この先私どもが直面し、解決していかなければならない諸課題でもあります。この先も次期総合計画のシステム同様にローリング方式的に少しずつずらして、検証課題と新たな課題への取り組みについて質問、そして議論をしていけたらと考えております。これからもひとつよろしくお願い申し上げます。  以上をもちまして私の全ての一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○秋間高義議長 以上で坂巻儀一議員の一般質問を終了します。 △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 次に、15番阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 社会民主党の阿部治正です。通告に基づいて一般質問をいたします。  大きい質問事項の1です。流山市が水戸市と結んだ東海第二発電所の事故などに備えた水戸市民の広域避難の受け入れに関する協定について。  (1)水戸市など東海第二原子力発電所周辺の自治体における住民の避難計画は、事故のあるなしにかかわらず策定されなければならないものとされている。同時に避難計画策定は、世論の圧力や関係自治体の意向を受けて、東海第二発電所を再稼働する上での前提条件ともされ、原子力関連業界や国は避難計画の策定を急ぐよう自治体に求めている。そこで、以下の点を問う。  ア、流山市当局は、事故の発生があり得る東海第二発電所から90キロメートルしか離れていない自治体として、運転開始から40年を経たこの原子力発電所の現状についてどう考えているか。  6点補足をします。このアについてですけれども、さらにこの点について答弁を求めるということで事前にお話をさせていただいています。6点読み上げさせていただきます。  第1に、東海第二原発は老朽原発だということです。運転開始から40年がたち、ステンレス鋼材もコンクリートも中性子を浴び続けてもろくなっており、全長1,400キロメートルのケーブルの難燃性ケーブルへの交換は、40%にとどまる等々の安全上の問題が指摘されている。  2つ目、トラブルを繰り返してきた原発である。これまでにもたびたび放射性物質の管理区域外への流出などのトラブルを起こしてきた。  3つ目、核燃料工場がすぐ近くに存在する原発である。すぐ近くには日本原子力研究開発機構が管理する核燃料の再処理工場があり、放射線量が極めて高い廃液360立方メートル、廃液とガラスをまぜた固化体が約310本、そして施設内のプールには放射性廃棄物を詰めた大量のドラム缶が山積みで置かれている。これらは、事故などで冷却が不十分になると水蒸気爆発に至る可能性が指摘をされており、それが東海第二原発の事故と連動すれば、福島原発の比ではない甚大な被害をもたらすことは必至だと言われている。  4つ目、3.11で被災したが、その後の対策も十分にできていない原発である。3.11では、高さ6.1メートルの壁に5.4メートルの津波が襲い、大量の海水が流入して外部電源が喪失し、冷却システムの半分がダウン。放置すれば炉心露出、再臨界、メルトダウンを起こしかねない危機的な状況に陥りました。炉心を冷却するために注水、圧力容器の弁をあけるベントの作業を3昼夜にわたり100回以上も繰り返し、やっと3月13日の夜には外部の予備電源が復旧し、15日の未明にようやく低温停止に至りました。日本原電自身が冷却機能が全て失われた福島第一原発の事態になった可能性は、同様の事態になった可能性は否定できないと述べている原発です。そのときの修繕も何十万点の膨大なパーツを点検することは不可能だとして十分にはできておりません。  5つ目、30キロ圏に96万人が住む原発です。水戸市の27万人を初め、膨大な住民が30キロ圏内に居住する首都圏では唯一の原発です。福島原発は、この30キロ圏内住民、これは14.1万人でした。東海第二ははるかに多いということです。  6つ目、資金面で困難に陥っている原発です。安全対策に1,800億円がかかると言われております。事故が起きればその対策や補償にさらに膨大な金額が必要になります。東京電力のホールディングスと東北電力が工事計画認可取得後に資金支援を行う意向があるとは言ったものの、何ら法的な拘束力がある約諾を行うものではないと距離も置いています。日本原電は、ほかの原子力発電会社と違い、原発、これは敦賀原発と東海第二原発、この2つしか持っておらず、東海第二原発を再稼働しなければ経営が破綻するとして、強引に再稼働を目指していると言われています。東海第二が会社が破綻すると困るということで、電力各社も再稼働を後押ししているわけですけれども、経済的な負担は引き受けたくないという、そういうジレンマも抱えているようです。  質問事項のほうに戻ります。  イ、東海第二発電所の再稼働の計画に対してどのような考えを持っているか。  これも補足を若干させていただきます。茨城県内はもちろん、千葉県内でも野田市など再稼働反対の意思表示をしている自治体がある。自治体議会では、さらに多くの意見書が採択をされている。具体的には茨城県内では、2018年の9月現在で44自治体のうち29自治体が再稼働や運転期間延長に反対を表明しています。この現状を受けて、流山市の当局はこの東海第二原発の再稼働に対してどういう態度をとるのか、答弁をいただきたいと思います。  (2)協定の前提とされている水戸市民の流山市への避難計画は、水戸市民の被災の防止や軽減のためにどのように役立ち得るか、あるいは役立ち得ないか。マスコミ報道でも既にさまざまな限界や問題点が指摘されているが、以下の諸点を問う。  ア、水戸市民は、自家用車で6自治体、そして流山市まで避難することとされているが、現実性のある計画なのか。国道6号線の交通渋滞への対策、自家用車の一時駐車場所の確保、そこから6市への移動の手段や方法はどうするのか。行政はただ作文をすればよいのだろうが、物事を現実的、具体的に考えざるを得ないバス会社などは水戸市からの協力を求められて困惑し、協力を拒否している現実があるが、これらの事態をどう考えるか。  イ、受け入れ自治体の避難所の多くは、高校、中学校、小学校の体育館とされている。そうであれば避難所となる学校の近隣住民、自治会、PTAなどへの周知と理解が必要となる。そのための説明や協議が全く行われていないままの計画は、避難計画としての前提を欠落させた欠陥計画ではないか。  ウ、協定では、広域避難受け入れ期間は原則1カ月以内とされているが、災害救助法の規定では20日以内に仮設住宅の建設に着工しなければならないとされている。協定と災害救助法との整合性は保たれているのか。20日以内に仮設住宅建設は着工可能なのか。その場所は確保できるのか。できなかった場合、流山市はどう対応するのか。  エ、協定では、スクリーニング、避難退域時の検査ですけれども、等は茨城県が東海第二発電所から30キロメートル圏内のその境界付近で実施するとされているが、緊急避難という慌ただしい中で本当にきちんとしたスクリーニングができるのか。流山市域でスクリーニングなどが必要になった場合にはどう対応するのか。  オ、協定で定められている流山市から水戸市への必要物資の貸与、提供の用意はできているか。  カ、協定で定められている費用の一時立てかえの予算措置はどのように行うのか。  キ、協定では、流山市自身が被災するなどの事態となれば、水戸市の広域避難を受け入れなくてよいとされているが、それは具体的にはどのような場合か。  まず、質問事項の1、以上答弁をよろしくお願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。田中環境部長。     〔田中環境部長登壇〕 ◎田中佳二環境部長 私からは、1の(1)についてお答えいたします。  まず、ア、運転開始から40年を経た原子力発電所の現状についてどう考えるのかについてでございますが、昨日の徳増議員の一般質問にもお答えしたとおり、東海第二原発については原子力規制委員会が本年10月18日に工事計画を認可し、同11月7日に最長20年の運転延長を認可したとの報道があり、再稼働に必要な所定の手続を経ているものと認識しています。一方で今後は、安全協定を結んだ茨城県と6市村の地元同意が得られるかが焦点になるとされており、既に那珂市は再稼働反対の意向を示していると報道されています。阿部議員から6つの補足の今お話がありましたが、それぞれについては流山市の意見としては差し控えさせていただきたいと思います。  再稼働については、十分な安全性の確保はもとより、立地自治体や周辺自治体との十分な協議の上、合意のもとに判断してほしいと考えております。  続いて、イ、東海第二原発の再稼働の計画に対してどのような考えを持っているかについてですが、先ほども阿部議員がおっしゃっていましたとおり、安全性についてのさまざまな議論がされておりますが、再稼働の計画については、先ほども申し上げましたとおり、再稼働に必要な所定の手続が進んでいるものと認識しております。  以上でございます。 ○秋間高義議長 湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 私から1の(2)と(3)についてお答えします。  まず、(2)どのような事故を想定しているのかについてですが、東海第二原子力発電所における事故の想定は、放射性物質の放出等であり、原子力災害に備えた茨城県広域避難計画及び水戸市原子力災害広域避難計画において適切な防護措置を迅速に実行できるよう防護措置の実施を判断する基準を定めており、その中で事故の具体的な内容について詳細を定めています。この基準に基づき、茨城県及び水戸市が事故の進展に応じて広域避難を含めた防護措置を講じるものと認識しています。  次に、(3)のア、移動手段や方法についてですが、茨城県及び水戸市の広域避難計画によれば、自家用車での避難を原則としていますが、受け入れ市での駐車場の問題から、茨城県内で駐車場を確保し、そこからバスで千葉県内各市に避難するなどの方法を茨城県及び水戸市において検討しているとのことです。本市としては、移動の手段や方法については、茨城県及び水戸市の協議の動向を見守ってまいります。  次に、イ、避難所の近隣住民等への説明についてですが、水戸市民を受け入れる場所は、本市の指定避難所のうちあらかじめ定めた施設の一部としています。ただし、現時点では個別の避難所については決定しておらず、今後水戸市及び受け入れ市としている東葛6市と協議をすることになっています。移動方法やスクリーニングの方法など茨城県及び水戸市での協議が調い、水戸市民を受け入れる避難所が決定した場合は、避難所の周辺住民等に対し御理解をいただくよう説明会を行ってまいります。  次に、ウ、仮設住宅の建設についてですが、茨城県広域避難計画では避難が長期化した場合の対応として、仮設住宅の提供等については国、茨城県及び水戸市が行う旨規定しています。このことから、現時点では本市が仮設住宅を用意することは考えていません。受け入れ期間に関しては、協定書の記載のとおり、原則として1カ月以内としています。ただし、状況に応じ受け入れ期間の見直しが必要となったときは、水戸市が茨城県及び千葉県並びに流山市と協議することになっています。  次に、エ、スクリーニングについてですが、避難退域時検査、スクリーニング及び除染は、当該避難による汚染の拡大防止及び水戸市民の安全確保のため、茨城県広域避難計画に基づき茨城県が茨城県内で実施します。また、スクリーニングは、避難者や他の者及び環境に対して影響を及ぼすほどの放射性物質の付着がないことを確認するために行います。茨城県は、国、指定公共機関、原子力事業者と連携協力し、国が定める手順に従いスクリーニングを行います。流山市域でスクリーニングなどが必要となった場合も、茨城県広域避難計画に基づき茨城県が実施することになっています。なお、茨城県及び水戸市は、スクリーニングを行う場所等については今後の検討課題としています。  次に、オ、水戸市への必要物資の貸与についてですが、避難所運営に必要な物資は、水戸市が茨城県と協力し、確保することになっていますが、不足する場合は必要物資の一部を貸与し、または提供してもらうよう本市に要請することができるとしています。したがって、本市が現時点で用意するものではないと考えます。  次に、カ、費用の一時立てかえについてですが、水戸市民の広域避難に要した費用は、法令その他別な定めがある場合を除き水戸市が負担することになりますが、本市が一時立てかえた費用については、その金額にもよりますが、予備費などによる対応を考えています。  次に、キ、広域避難を受け入れなくてもよい場合についてですが、本市は自らが被災するなど正当な理由がある場合を除き、水戸市民を受け入れるものとしています。これは、災害対策基本法第86条の9第5項の規定によるものです。逐条解説では、正当な理由とは本市が被災していること、受け入れ施設の収容人数を上回っていること、地域の実情により避難行動要支援者等の特段の配慮が必要な被災者の支援に必要な体制が十分に整っていないことが挙げられます。なお、正当な理由があっても災害の規模、被災状況、各市町村の受け入れ状況によっては、被災者の受け入れを行わなければならないこともあり得るため、正当な理由については個別の災害における種々の状況を総合的に勘案して判断すべきこととされています。  以上です。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) まず、(1)のア、イなのですけれども、詳しくやっているとこれだけで30分、時間なくなってしまいますので、簡単に。  詳しくは差し控えさせていただくと6点について答弁されたのですけれども、その理由をお聞かせください。  イについては、その後また再質問させていただきます。 ○秋間高義議長 暫時休憩します。     午前11時15分休憩     午前11時15分再開 ○秋間高義議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  当局の答弁を求めます。田中環境部長。     〔田中環境部長登壇〕 ◎田中佳二環境部長 6つの補足ございましたけれども、それぞれ40年たっている炉であるとか、それからトラブルを繰り返してきたとかという話もありましたけれども、それぞれ流山市がどういうふうに考えているかということについて述べる必要は、述べることはできないということを申し上げていまして、あくまでもこれは国のほうで、原子力規制委員会のほうで対応している話でございますので、私のほうでの意見は申し上げられないというように申し上げたところでございます。  以上でございます。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) この問題は、お隣の茨城県の東海第二原発で、流山市から90キロしか離れていない原発で、過酷事故が起きるかもしれない。そのときに水戸市の市民が流山市に6,000人避難してくるかもしれないという、そういうことを議論しているわけでしょう。そういう協定を流山市は水戸市との間に結んでしまったわけでしょう。だったら、東海第二原子力発電所がどういう発電所なのかということについては、もっとしっかり流山市自身が把握をするべきだと思います。一方的に市の当局にそういうことを求めるだけではなくて、ぜひこの問題については一緒に勉強していきましょう。市の当局ももっと真剣に東海第二原発が抱えている問題点について考えていただきたいと、これは強く要望しておきます。  イのほうなのですけれども、これも昨日のほかの議員への答弁で述べられたこと以上のことを今日言うわけにいかないというのはわかるのですけれども、この点についても強く1点指摘をさせていただきます。  この期に及んで東海第二原子力発電所の運転期間延長とか再稼働の問題について見解を述べられないというのは、私は執行部としては、特にこれは首長さんにその見解が強く求められている問題だと思うのです。意見を述べられないというのは、私は首長としての資質の問題にもかかわってくるそういう重大な問題だと思っております。市民の方たちもそういうふうに見ていらっしゃる方が多いのではないかと思っています。このことは指摘をさせていただきます。  (2)のほうの再質問に移ります。  まず、どのような事故を想定しているのかということなのですけれども、これは明らかなのです。国の法律でも原子力災害特別措置法でも規定されているのですけれども、過酷事故が想定されているわけです。全面緊急事態というような、そういうことが想定をされていて、そのために茨城県民、流山市に関係する自治体としては水戸市の市民が4万数千人で、そのうち6,000人が流山市というように、そういう話になっているのです。水戸市の防災計画の中に具体的な規定があるのですけれども、フェーズの1からフェーズの5までとか、あるいは警戒事態とか緊急事態とか、緊急事態も2つに分けて、施設内の原発、施設内の緊急事態なのか、それとも外に広がった全面的な緊急事態なのかという、そういう評価の目安があって、それに基づいて計画を立てて、流山市に広域避難要請してきているわけですから、もうちょっとそれはこういう事態を想定しているのだということを特定して答弁していただけますか。お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  先ほど答弁したとおり、茨城県あるいは水戸市の原子力災害広域避難計画において詳細は定められておりますので、非常に細かく定められておりますので、ここで詳細について申し上げるというのは控えさせていただきたいと思います。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) こういうことですよね。原子力災害の特別措置法の10条とか15条で規定されているそういう極めて過酷な事故が、全電源喪失とか炉心が溶融してしまったとか、それを原因にして放射性物質が施設内どころか茨城県であれば茨城県全域、あるいはそれ以外の地域にも広がっていく可能性があるという、そういう事態ですよね。それに対して、そうでないか、そうなのかだけ答弁していただければ。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。認識かどうかということですので、自席でどうぞ。     〔湯浅市民生活部長自席にて〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  原子力災害対策特別措置法等に記載されている基準に基づき、茨城県及び水戸市がそれぞれの避難計画をつくっているというように考えております。  以上です。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) この流山市が受け入れた避難協定の前提になっている東海第二原子力発電の事故というのは、原子力災害特別措置法で第10条、第15条で規定されている極めて過酷な事故です。それは、そのことがよくわからなくて答弁できないのか、それともわかっていてもそれにはっきりとは明示したくないのかわかりませんけれども、そういうものなのだということを私の側からはっきり言わせておいていただきます。  それでは、(3)のアからキまでの再質問に移っていきたいと思います。  アの再質問なのですけれども、車で、自家用車で水戸市の市民が恐らくというか、ほぼ確実に国道6号線を使って自家用車で一斉に避難してくるのです。その場合に直接には流山市内に入れないと思うのですけれども、途中で避難誘導施設とか自家用車を置いておくそういう施設が必要になりますけれども、それはどこに設けるのですか。それも流山市内ですか、それとも流山市の市域の外になるのですか。あるいは、こういう問題は、どこに一時的に避難施設を、あるいは誘導施設を定めるというのは具体的に明示しておかないと避難計画にならないと思うのですけれども、その点についてお答えいただきたいと思います。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  先ほども答弁させていただいたとおり、茨城県内に置くということで、水戸市と茨城県が今協議しているというところだというように考えています。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 私たち、あるいは流山市の市民の皆さんもその点はいろいろ勉強されていて、私たちも水戸市の方たちに対するインタビューなんかも含めて、水戸市の市民が流山市に国道6号線を使って自家用車で避難してくる。一時的にどこに車をとめ置くか、そこからどういう手段で移動してくるかということは、具体的にはもう決まっているわけではないですか。決まったから、先月の31日に協定結んだのでしょう。既に決まっていることをこれからそれは協議していくのだみたいなことを言っているから、市民と行政との間に不信感が生じるのではないでしょうか。茨城県内のかなり流山市に近いところの某市の大きな空き地に車を一旦とめて、そこからバスなりなんなりで流山市に避難してこられるのでしょう。そうではないですか。こういう形で聞けば答えていただけるのかな。答弁お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  その件につきましても、先ほども答弁させていただいたとおり、本来は避難というのは自家用車での避難ということを原則に計画では立てています。ただ、駐車場の受け入れの問題とかありますので、茨城県内での駐車場を確保し、そこからバスで千葉県内各市に避難するなどの方法を茨城県と水戸市において検討しているということまでは私どもとしては確認しているということです。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) それ以上おっしゃりたくないという意思がかたいようなので、では次のイの避難所について再質問をさせていただきます。  これも似たような性格のところがあるのですけれども、避難施設とその一部という答弁をされるのですけれども、高等学校、中学校、小学校の体育館という話はもう定まっているではないですか。それどころか水戸市の何々町の何百人は、流山市のどこそこ中学校の体育館という形で、そういうペアリングももうできているはずなのです。学校のほうでは、そういう決裁も済んでいる、あるいは進んでいるはずでしょう。そこのところをきちんと明らかにして、学校の地域の住民の皆さんにそのことをきちんと説明して、理解や協力をいただくということをやっていかないと、本当の意味での避難計画、流山市と水戸市との間のそういう生きた協定にはならないのではないですか。再質問です。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問についてお答えします。  この避難所の場所につきましても高校、小中学校ということでの指定はございますが、先ほども答弁させていただいたとおり、現時点では個別の避難所についてはまだ決定していない、水戸市さんと今後協議していくという段階でございます。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 具体的な協議が調う前に協定を結んでいけないというわけではないのですけれども、そういう話だったら協定結んだ意味が余りないのではないですか。だって、東海第二原子力発電所の事故は、今日起こるかもしれないし、明日起こるかもしれないのでしょう。だから、避難協定を結んだのでしょう。なのに、水戸市の市民が流山市に来てはみたけれども、どこに避難していいかわからない、まだその計画が定まっていないなんていう話はあり得ない話なので、そういうお話をするのではなくて、実際にはこういう段階まで来ていて、こういう計画がありますと。このことについて流山市の市民の皆さんにも御理解を求めますというように率直に述べられたほうがいいのではないかと思います。これは指摘として述べさせていただいておきます。  ウに移ります。ウの再質問なのですが、仮設住宅の問題です。福島原発事故のときには、ここに住んではいけない、避難してくださいということで、ほかの地域に避難された皆さんは、仮設住宅をその避難した先の自治体の中につくっているところがかなりたくさんあります。流山市の場合には県境を越えてこっちに来るわけで、茨城県ではないということで仮設は想定していないとおっしゃりたかったのかもしれないですけれども、そういうわけにもいかないのではないか。一旦流山市に避難してきて、流山市のどこかの中学校の体育館に1カ月近く滞在して、帰るわけにもいかない。これから先行くところもないとなったら、仮設を例えば流山市内のどこかでお願いしますという話は必然的に出てくると思うのですけれども、そういうことはあり得ないということでよろしいのでしょうか。あり得ないと言ってしまっていいのでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  こちらも先ほど答弁させていただいたとおり、茨城県広域避難計画において長期化した場合についての仮設住宅の提供等は、国、茨城県及び水戸市が行うということで規定しております。こういう規定がある以上こちらとしては今のところ仮設住宅の建設については考えていないということです。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) ここで水かけ論をしていても仕方がないので、エに移らせていただきます。  スクリーニングの問題なのですが、福島原発事故のときは約2割の方たちが行政が設置したスクリーニングのその場所を通らないで別ルートで避難をされているのです。結局スクリーニング受けないまま他自治体に出ていってしまったというケースが見られたのですけれども、それは福島原発事故のときだろうと。そのことを総括して、教訓化して、今度はうまくやるのだと言えるのかといったらそうではなくて、茨城県あるいは水戸市の計画自体の中に自治体同士のペアリングから外れた形で避難してしまう人が出てくるというようなことが書かれているのです。だから、茨城県あるいは水戸市がつくったスクリーニングの施設、そこを通らないで流山市に入ってくる人たちもいると思うのですけれども、そういう人たちに対する対策は考えていますか。答弁をお願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  この質問についても先ほどの答弁の中で、茨城県の計画の中では、流山市域でスクリーニングなどが必要になった場合も茨城県広域避難計画に基づき茨城県が実施するということで計画に定めているところです。  以上です。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) スクリーニングを経ないで流山市に入ってくる人が出ても、それは仕方がないということでしょうか、流山市の当局がおっしゃっているのは。それでどうして人道的な避難協定と言えるのかと私は思うのですけれども、そういうところがこの避難協定には、この避難協定に対する流山市の執行部の受けとめ方の中には本当にいっぱいあるなということを答弁聞いて感じています。  オの再質問です。流山市に避難してきた方たちに対して、避難に必要な物資とか資機材は茨城県と水戸市が準備するのだと建前にはなっているのですけれども、協定の中にもやむを得ない場合は流山市が一時的に立てかえるというように、用意するとなっています。どんな資機材とか物資が必要とされるか。避難計画ですから、受け入れなければいけないわけですから、場合によっては明日にでも。具体的にどういうものがどれだけということは想定されているのでしょうか。答弁をお願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  こちらも先ほど答弁させていただいたとおり、水戸市が茨城県と協力して確保するということになっております。必要物資のその想定ということですが、今時点で仮定する話は控えさせていただきます。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 湯浅部長、先ほどお答えしたようにとか先ほど答弁したようにと繰り返されるのだけれども、お答えにも答弁にもなっていなくて、答弁拒否と言ったほうがいいような、そんな答弁です。この部分にはこれ以上時間もありませんので、拘泥しないで、この(3)については最後に指摘をさせていただきます。  先ほど来の答弁からも問題だらけの受け入れ計画だということが明らかになっていると思います。しかし、私こういう状況にとどまるべきではないと思っていて、この広域避難協定を本当の意味で人道的な避難民受け入れ、あるいは災害対策法が想定しているような、そういう中身のある協定にしていくための努力というのは、やはりこれからも続けられるべきだろうと思います。そういうことで、水戸市自身もこれがまだ不十分だということを認めていて、具体的にこことこことここを充実させていかなければいけないということも述べられているのですけれども、そういう点について特に重点的に、流山市も協定の一方の当事者なのですから、流山市が甲で、水戸市が乙でしょう。協定といういわば契約を結んでいるわけですから、契約の主体として、当事者として責任を持って、責任感感じながら、この具体的な中身をきちんと避難協定の名に値するものとして充実させていくということをしっかりやっていただきたい。それができないとやはりこれは、事実そうだと私は思っているのですけれども、原発の再稼働に向けた露払いとしてこの避難協定が準備も整っていない、中身も詰まっていないのに先月の31日に強引に締結されたというように言われても仕方がない、そういうふうに思います。そのことを強く指摘をしておきます。  それでは、大きい質問項目の2なのですけれども、流山市の原子力災害に対する対策はどうなっているか。  (1)水戸市との協定において流山市が原子力災害の被災自治体となる場合が想定され得るが、その場合の流山市の防災計画はどのようになっているか、以下の諸点を問う。  ア、放射能防護の対策はどうなっているか。  イ、初期被曝を軽減するためのヨウ素剤の投与の準備はあるか。  ウ、避難計画はどうなっているか。  これは、他方の当事者がいる計画ではなくて、流山市自身の防災計画、原子力災害対策編にかかわることですから、本当にしっかりと具体的に答弁していただくようお願いしたいと思います。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 私から2、流山市が原子力災害の被災地となった場合の市の対策についての(1)、ア、イ、ウについては関連があることから、一括してお答えします。  本市が原子力災害の被災地となった場合の対応は、流山市地域防災計画における放射性物質事故対策計画に基づき実施します。この計画は、輸送中の事故等による放射性物質の漏えいを想定したものでありますが、事故発生時の放射能防護対策、ヨウ素剤投与の準備、市民などの避難計画等具体的な対応については、原子力災害対策特別措置法並びに千葉県が定める千葉県地域防災計画及び放射性物質事故マニュアルにより、国、千葉県及び公共関連機関と連携し、実施してまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 部長答弁されたように確かに流山市の放射性物質事故対策計画の中には、国道6号線、茨城県に東海第二原発がある。核燃料の処理工場もある。そこに搬入したり、そこから出てきたりする核物質、これが事故を起こしたときに、要するに車両同士が衝突してとか、そういう事故を起こしたときにどうするかという計画を流山市は持っているという、そういうお話だったのですけれども、私も丁寧に読ませていただきましたけれども、しかしながら、途中から陸上輸送中の接触事故による放射能漏れという、そういうこととは違ったことも書かれているのです。例えば放射性物質事故対策計画の25ページから29ページあたりなのですけれども、こんなこと書かれています。市内外への放射性物質事故に備え、必要に応じてあらかじめ地域のコンクリート屋内退避施設を選定するとともに、住民への周知を図るものとする、こういうふうに書かれているのです。6号線での交通事故だけであれば、それについても書いているのですが、これは15メートルの立入禁止区域の設定、事故現場から100メートルの範囲において重点的に防災対策を実施すると、そういうふうに書いているのです。それは、交通事故だけを想定したらその程度だということなのでしょう。でも、他方ではコンクリートの屋内退避施設を選定して、それを住民に周知するのだと流山市自身のこの計画に書いているではないですか。だから、6号線の事故だけではなくて、それ以外の事故についても想定しているのです。この屋内退避のコンクリート施設というのは、東海第二の原発事故で想定しているような過酷事故の話の中で出てくる、必要とされることなのですけれども、なぜこういうちぐはぐがあるのか、答弁をお願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  阿部議員の今の御指摘について、退避施設の指定としては当然必要だというように考えます。  以上です。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 質問への答弁になっていないのです。流山市が想定している事故は、6号線上の交通事故と。15メートルの立入禁止区域、事故現場から100メートルの範囲内において重点的な防災対策と一方でこれが想定する事故なのだと言っておきながら、なぜコンクリート屋内退避施設があらかじめ選定して住民に周知しなければならないというようになっているのですかということを聞いたのです。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  退避施設の選定及び退避誘導というところで、市は環境に影響を及ぼすような市内外の放射性物質事故に備え、必要に応じてあらかじめという前提がありますので、その前提の中で退避施設としてコンクリート屋内施設を設置するという規定になっているというように理解しています。 ○秋間高義議長 阿部議員、残り時間が少ないので、御注意ください。  阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 実は、このコンクリート屋内退避施設だけではなくて、それ以外にも6号線の事故以外のことを想定したはずのいろんな規定がこの計画の中に書き込まれています。そういうことを想定すると、どんな事故が想定されているのか、想定しなければならないのかということを考えた場合に、例えば流山市民がほかの地域に避難しなければいけない、あるいはスクリーニングが必要、安定ヨウ素剤飲まなければいけないという事態も当然出てくると思うのですけれども、そういうことについては全く想定外にそれは置いているというようにおっしゃるのですか。質問です。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  原子力災害については、広域的な部分、あるいは避難の部分だとかそういうものについては、県あるいは国と協議していくという体制づくりをしていきます。 ○秋間高義議長 阿部治正議員。     〔15番阿部治正議員登壇〕 ◆15番(阿部治正議員) 答弁、やりとり通して、水戸市との避難協定も流山市の防災計画、この原子力事故を想定しての計画も実にぼろぼろだということが明らかになったと思います。 ○秋間高義議長 阿部議員に申し上げます。  発言時間が所定の時間を経過しておりますので、直ちに中止してください。 ◆15番(阿部治正議員) きちんとした計画つくっていきましょう。  以上です。 ○秋間高義議長 以上で阿部治正議員の一般質問を終了します。
    △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 次に、9番菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) おはようございます。無所属の菅野浩考でございます。議長にお許しをいただき、4項目について一般質問させていただきます。  おとといでしたでしょうか、質問されました藤井議員の質問項目の中に悪質クレーマーという質問項目がございましたけれども、そのような質問にならないよう気をつけて質問させていただきます。  1、本市の学童保育に対する意識について。  ア、共働きやひとり親家庭の小学生が放課後を過ごす学童保育(放課後児童クラブ)について、政府は来年度から職員の配置や資格の基準を事実上撤廃することを決めました。学童保育を所管する厚生労働省は、基準の一部緩和にとどめようとしておりましたが、基準廃止などを訴える地方の声に押され方針転換し、全国一律のルールとして2015年に施行された基準は4年でなくなることになります。19日午前の内閣府地方分権改革有識者会社の専門部会で、内閣府と厚生労働省は来年の通常国会で児童福祉法を改正し、同法に基づいて厚生労働省令で定める従うべき基準を参考にすべきというような基準にとどめる方針を示しておりますが、3年後をめどに施行状況を確かめるとしております。  2015年に現行基準が施行されるまで全国一律のルールはございませんでした。現行基準は、1教室に職員は2人以上、そのうち1人は保育士や社会福祉士などで、かつ都道府県の研修を受けた放課後児童支援員などと定めております。全国知事会などでは、基準を満たす人材確保できないため待機児童解消が妨げられていると主張しており、基準廃止を含む抜本的に見直しを求めておりました。基準の事実上の撤廃により、学童保育の運営は地方の裁量に委ねられております。極論を言えば、一定時間の研修を受けていない職員が1人だけで対応することも可能となります。厚生労働省も安全性の確保から最低限度の基準が必要だと主張してはいますが、待機児童解消を優先させることが先決のようであります。基準見直しに対し、保育の質の低下につながるのではないかと危惧する声もございますが、本市の見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 私から1、本市の学童保育に対する意識についての(1)来年度から学童保育の職員の配置や資格の基準が事実上撤廃されることにより、一定期間の研修を受けていない職員が1人だけで対応することも可能となるが、本市の見解を問うについてお答えします。  近藤議員、植田議員の一般質問でお答えしましたとおり、本市の学童クラブの設備及び運営に関する基準については、国の基準をもとに流山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例で定めています。そのうち学童クラブの職員については、省令の基準が従うべき基準とされていたことから、市の条例についても省令の基準に準じて支援の単位ごとに放課後児童支援員を2人以上配置すること、そのうち1人を除き補助員にかえることができると規定しています。  先般、国がまとめた方針案は、これまで従うべき基準として示してきた職員の配置や資格について参酌すべき基準に改め、条件を緩和するものであります。今回の条件緩和については、職員の確保が難しいなど地域の実情を踏まえての措置であると考えますが、本市においては学童保育の質を担保する観点からも、現時点では現行基準のまま継続したいと考えています。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  本市の学童保育に対する姿勢は理解し、安心いたしました。  では、私の地元、鰭ケ崎小学校の保護者からこんな声が上がっておりますが、御存じでしょうか。学童保育について一部のごく数人の保護者と指定管理者との間に摩擦があり、子どもたちをしっかり見ていただけるはずの時間が職員をそちらにとられ、心配で仕方がない。職員の方にはいつも親身になって我が子を見てもらい、安心して相談もしていただいております。大変大事に我が子を守っていただいているのに、この状況についてざわついているので、何とかならないものかと保護者から心配の声が上がっております。その点について現状をお聞かせいただき、摩擦になっている事案の解決にどう向き合い、改善していくのか、お聞かせいただけますでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  学童クラブの保護者からの声についてでございますが、指定管理者からは保護者からの外遊びの増加や保育室の割り振り等運営について要望を受けているとの報告がありました。また、保護者との協議の際は、現場の支援員は通常保育に当たっており、保育に支障を来していることはないとの確認ができております。そのような中で、保護者から市に対しても運営についての相談があったため話を伺い、それに対して指定管理者へは市としての意向を伝えるとともに、運営に係る丁寧な説明をするよう指導したところです。  以上でございます。 ○秋間高義議長 暫時休憩します。再開は概ね午後1時15分としたいと思います。     午前11時57分休憩     午後 1時15分再開 ○秋間高義議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 休憩前に質問させていただきまして、部長、ありがとうございました。  先ほどの保護者と、また学童保育の摩擦がありました件について、まだ掘り下げさせていただければと思います。部長、ありがとうございました。保護者の話では、議員も介入しているという話も伺っております。議員がかかわることで職員も話の場に出席しなくてはなりません。保護者から呼び出され、学童保育を職員が訪ねると、そこには議員がおり、幾度と子どもたちがいる学童保育の場で指導という名のプレッシャーをかけていると伺っております。また、話が始まる前や終わった後には、学校近くの飲食店で議員と保護者がその案件等で打ち合わせをされ、その時間も学童保育では子どもたちは預かっていらっしゃるというわけであります。その時間があれば、保護者も子どもを見てあげる時間がつくれるのです。子どもを学童保育に預け、飲食店で議員と保護者が話をする。これでは学童保育制度自体本末転倒ではないかと思います。そういう声や、また本当に必要とされている学童保育に入所したい児童がいるのに、議員は何やっているのだという厳しい声も私の耳には届いております。市議会本会議はもとより、委員会でも学童保育の指定管理者を審査した際、質疑も反対討論も、ましてや指摘もなされていない状況で全会一致により市議会で認定しましたけれども、指定管理者を決める公正、公平な審査をも揺るがす一大事になるとおっしゃる専門家や保護者もいると聞いております。指定管理者制度に伴う評価結果について、協定書並びに仕様書の内容や目標を上回る成果があり、すぐれた管理運営が行われたと評価されていますけれども、これは違っていたとも受け取られかねません。そうなると、各施設における管理運営の実績について指定管理者選定委員会で評価した結果が誤っていたのかとも思わざるを得ません。このようなことを踏まえ、議員としての立場上、このような過度な干渉は流山市議会基本条例第24条に取り決められております議員の政治倫理での疑義が生じかねない事案です。今後議員は控えるべきではないでしょうか。  それでは、次の再質問に入ります。これから話す内容は、鰭ケ崎小学校の学童保育ではありませんが、以前市内東部方面と北部方面から同内容の相談がございました。我が子は食べ物アレルギーがあり、学童保育の職員と面談時に相談して、おやつなどには十分配慮をいただけるとありがたいと相談し、理解いただいたが、数カ月後にアレルギーに該当するおやつが与えられ、学童保育へ改善いただきたい旨を相談したが、謝罪すらなく、引き継がれていなかったということであります。今後同様の事件が起きた場合、もしかするとその児童は亡くなっていたかもしれない事案に対して学童保育では簡単に考えられていて、その場が過ぎれば何とかなる的な違和感しか感じ取れなかったと私のもとに相談がございました。  今後も大事な児童を預かる学童保育ですが、このような重大な責任が生じるような事案では流山市が責任を負うのか、それとも学童保育を請け負っている指定管理者が責任を負うのか明確にしていただきたいと思いますが、指定管理者との締結書にはどのようにうたわれているのかも含めて改めて御見解をお聞かせいただけますでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 アレルギー等重大な責任が生じるような事案についての責任の範囲についてお答えします。  指定管理期間ごとに締結する基本協定書の中で、管理運営上の事故等に伴う損害賠償についてなどの市と指定管理者の責任の所在を定めております。基本協定に定める事項に疑義が生じた場合や定めのない事項については、双方で協議することとしております。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  まだまだ伺いたいことあるのですけれども、指定管理者選定にかかわる話に踏み込んでしまいますとまずいので、ここでこの件に関しては再質問をやめますけれども、学童保育の指定管理者にはなれ合いではなく、しっかりとだめなものはだめ、そのように指導していただき、また市内の学童保育指定管理者の代表の中にも誰々議員を知っている、市長を知っていると職員がちゅうちょするようなわざとらしく話し出す代表がいるとも伺っております。  私は、何よりも保護者にかわりその時間児童生徒を大事に、安心、安全に預かっている現場の声に耳を傾けていただき、定期的に現場に出向き、指導いただきたいと思います。大人の都合で子どもたちが被害をこうむるような状態は断じて許しません。困るのは、市でも学童保育を運営している指定管理者でもなく、ましてや保護者でもありません。大事な我が子、子どもたちなのです。今後このようなことがないよう市では保護者とも指定管理者ともよく話し合い、「学ぶ子にこたえる、流山市。」もよいのですけれども、何よりも主役である子どもたちに応えられる流山市を目指され、研究されてください。指摘しておきます。よろしくお願いいたします。  続いて、次の質問に入ります。2、本市の環境教育及び自然環境(思井周辺の森)の保全について。  (1)本市では「都心から一番近い森のまち」をキャッチコピーに、緑を生かしたまちづくりを進めております。グリーンチェーン認定を設け、建物内外の緑化など環境に配慮した施設が市内に多くあります。さらに、流山おおたかの森駅近くにある市野谷の森は、日本初の都市保全林、千葉県立市野谷の森公園となる予定で、豊かな自然は未来へ受け継がれることになるが、今後の自然環境を生かしたまちづくりについて下記のとおり問う。  ア、八木南小学校の児童や市民ボランティアが特別養護老人ホームあざみ苑に訪問し、実施された花いっぱい活動は、1輪のきれいなお花から高齢者との交流を通じ、思いやる気持ち、環境美化意識や自然を愛する感性を育んだ。さらには、花を通じて地域コミュニティの再生、活性化を図り、生徒らの福祉意識向上に大変効果的である。今後市内小中学校や保育園、幼稚園などにも拡大し、実施すべきだと思うが、本市の見解を問う。  八木南小学校3年1組の児童たちは、市民ボランティアの方々から花や花の器づくりや花の生け方などを学び、用意された150本の花の中からオリジナルのプレゼントをつくりました。作成した児童に感想を伺いますと、プレゼントづくりはちょっと難しかったけれども、いろんなお花があってきれいでした。ひいおばあちゃんやおばあちゃんが老人ホームに行っていたので、あざみ苑がどんなところか楽しみですと話してくださいました。花いっぱい活動を通じて高齢者と子どもたちがつながり、アレンジすれば上級生と下級生が交流でき、世代間交流もできます。上級生が下級生を面倒見るという相乗効果もあります。地域と結びつけることも可能です。アレンジ次第では3世代交流ができます。きれいな1輪のお花から地域交流も生まれ、見守り体制のきっかけづくりになる。また、特別養護老人ホームあざみ苑へプレゼントを無事届けた児童たちは、福祉をテーマに自分たちがこれまで学んできたお話を発表し、さらには手話を交えた合唱を披露してくださいました。利用者の方には感動の涙を流す方や笑顔で大きな拍手を贈る方などさまざまであり、利用者の方たちからはすばらしい時間を本当にありがとう。みんなのすてきな発表に感動しました。私も思わず感動して涙ぐんでしまったわけであります。この感動の輪をぜひとも広げていただきたいと思いますが、御見解をお聞かせください。  続いて、イ、本市は「都心から一番近い森のまち」と旗上げし、流山市の財産である緑をアイデンティティーとして掲げている本市のプライドとして、思井周辺の森を管理し、保全すべきだと思う。私は、地域住民と一緒に市や県、国にかけ合ってきた。現在の進捗状況を問う。お聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 私からは、2、本市の環境教育及び自然環境、思井周辺の森の保全についての(1)のア、花いっぱい活動のような地域コミュニティの再生や活性化を図り、福祉意識の向上にも大変効果的な取り組みを全校に広げてはどうかについてお答えさせていただきます。  平成30年11月21日に八木南小学校で行われた花いっぱい活動では、3年生の児童一人一人がペットボトルに飾りつけをした器にお花を生けて、お年寄りにプレゼントいたしました。児童からは、喜んでもらえてうれしかった、またこのような活動を行いたいなどの感想があり、花を通して児童が地域の方々や高齢者との触れ合いを行う貴重な機会となりました。  このように市内の小中学校では、各校が工夫し、地域の方々とさまざまな交流を行っております。例えば小学校では、子どもたちが地域の方に教わりながら米づくりやサツマイモの栽培を行ったり、中学校では野菜の栽培と調理を行ったりすることにより、自然環境保全意識の向上につながっています。そのほかにも地域の方々の協力を得ながら、昔遊び体験、昔の道具について学ぶ会、ふれあい給食会、特別養護老人ホームや介護施設などへの施設訪問、社会福祉協議会主催による敬老会への参加など多岐にわたります。これらの活動は、八木南小学校で行われた花いっぱい活動のような取り組みが地域のコミュニティの再生化、活性化の一助となり、また子どもたちにとっても思いやりの心を育む福祉意識の向上にも大変効果的であると考えているため、今後も地域との交流を大切にする学習を広げていきたいと考えております。 ○秋間高義議長 山田総合政策部長。     〔山田総合政策部長登壇〕 ◎山田聡総合政策部長 このたびの活動では、平成21年に台東区から流山セントラルパーク駅前に本社を置くIT企業の株式会社エスペラントシステムが中心となり、八木南小学校と特別養護老人ホームあざみ苑、葛飾区の同様の活動に取り組むボランティアの方々や菅野議員にもボランティアとして御協力をいただいて実施されました。市といたしましても、同社の企業誘致に取り組んだ誘致推進課を窓口といたしまして、活動の趣旨に賛同し、関係者との調整などの支援を行ったところであります。  今後市内の小中学校や保育園、幼稚園などに活動の輪を広げていくべきであるとの議員の御提案については、今回の実践を踏まえ、自主的に開催するためには保護者の方々を含め支援の輪が広がることが重要と考えており、このたびの活動について広くPRし、この活動の輪が市内に広がっていくことを願っているところでございます。  以上です。 ○秋間高義議長 石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 私からイ、思井の森周辺の保全に向けた進捗状況についてお答えいたします。  思井周辺の森は、熊野神社周辺や通称さくら山など複数の森林で構成され、本市の目指すまちづくりに欠くことのできないシンボル的な緑地であると認識しており、土地区画整理事業着手前の千葉県環境会議において生物の多様性にとって重要な斜面林の保全に努めることとの提言を受け、極力保全する事業計画としております。  今年3月の行政視察において菅野議員に視察していただいた熊野神社周辺の森は、東葛飾地域では珍しい極相林と呼ばれるその土地での生育に適した樹種により構成され、長期的に安定した森林であり、市が策定した生物多様性ながれやま戦略や景観計画においても重要な拠点として指定しています。また、多くの市民を初め、自ら植生調査を実施するなど保全に向けた活動を行う自然保護団体の方からも保全についての要望をいただいております。市では、現在の事業計画で保全する緑地に加え、思井の森周辺の斜面林を初めとして、より多くの緑地を残す方針を施行者、千葉県へ提案し、詳細な合同現地調査を行ったところです。新たに保全する緑地の範囲については、緑地周辺の宅地を含めた防災上の検証や地権者、市財政への影響を極力少なくする枠組みを十分検討した上で定めることとしております。  なお、緑地の管理について、市民の方々が安心して散策できる森として、地域の方々の御協力を得ながら管理する手法についても研究していきたいと考えております。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 教育長、そして部長、ありがとうございました。  どちらの質問にしても支援の輪を広げると。また、前向きといいますか、県のほうに御提言いただいているということを伺っておりますので、再質問は特にありませんけれども、まずアの質問についてです。花いっぱい活動を推進いただけると伺い、うれしく思います。1輪のお花から世代間交流、児童生徒らの心の豊かさを形成するすてきな取り組みですので、今回御協力いただきました民間会社やボランティアの皆様とよく話し合って進められていただきたいと思います。応援しております。  そして、イについて、都市整備部長の御答弁伺い、安心いたしました。ありがとうございます。答弁の中にもありましたが、私は現場視察はもとより、地域の方々と一緒になって思井周辺の森の保全活動に取り組ませていただきました。井崎市長にも以前提言させていただきました。話を伺いますと、森の中を散策できる遊歩道も今後地域住民の方々と相談し、整備していきたい旨のお考えも伺っております。ぜひ行政だけで物事を決めるのではなく、地域の声をしっかり盛り込み、地域住民の皆様とつくり上げていただき、流山市の財産、緑を管理されていただく理想の形を要望し、次の質問に移ります。  3、子どもや高齢者、そして障害者の災害対策について。  (1)市内に避難所を開設するだけにとどまらず、その質の向上に前向きに取り組むことは、被災者の健康を守り、その後の生活再建への活力を支える基盤となる。発災後に取り組むことは当然であるが、発災前の平時からの庁内横断的な取り組みが欠かせない。そして、被災者の健康を守るための人的資源の確保のために健康、医療、福祉分野、ボランティア、NPO団体等、また物的資源の確保のために関係事業者団体等と平時より顔の見える関係を築くことも忘れてはならないと思うが、本市の取り組み姿勢について御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 私から3、子どもや高齢者、そして障害者の避難対策についての(1)人的資源、物的資源確保の取り組み姿勢についてお答えいたします。  被災者の健康を守るため、医療、保健、福祉分野における連携としては、平時に医師会、歯科医師会、薬剤師会を初めとする関係機関が話し合う場として定期的に災害医療対策会議を開催し、この会議で策定した流山市医療救護活動マニュアルに基づき、救護所の設置や医療救護活動が実施されます。また、特別養護老人ホームなど社会福祉施設を協定により福祉避難所として開設するほか、日本赤十字社千葉県支部と連携を図ることになっています。  ボランティア、NPO団体との連携については、市社会福祉協議会と協議し、ボランティアセンターを設置し、ボランティアの受け入れ、派遣調整を行います。なお、市社会福祉協議会が主催する災害ボランティアリーダー養成講座において防災担当職員が講演を行うなど連携に努めています。  NPO団体としては、NPO法人日本救助犬協会による不明者の捜索協力などがあり、総合防災訓練への参加をお願いしています。また、12月5日にNPO法人自立サポートネット流山が開催した中途失聴者、難聴者のための手話講習会に防災担当職員が講師として参加したり、総合防災訓練では聴覚障害者のテントを確保して、手話通訳を実施するなどをしています。  物的資源の確保を円滑にするため関係事業者団体との関係としては、近隣市や姉妹友好都市等と締結している災害時の応援に関する協定書や市内の組合や事業者と締結している災害時における物資の供給に関する協定書などの協定により物資の確保を図っています。災害応援協定を締結している近隣市とは、13市防災事務連絡協議会を年2回実施し、情報交換を行うほか、姉妹友好都市等とは相互の交流の機会の利用や被災のおそれが生じたときに必ず連絡をとり合うなどにより連携を行っています。また、市内の組合や事業者等とは展示ブースを設けるなど、総合防災訓練に参加していただき、顔の見える関係性の構築を図っています。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、御丁寧な答弁ありがとうございます。  各地域において災害避難場所が設置されることになり、近くの避難場所を示す小学校名などを電信柱や各地域の自治会に徹底されております。本市でも職員の日ごろの努力に頭が下がる思いでいっぱいではありますけれども、鰭ケ崎団地自治会、思井三本松自治会、宮園自治会、芝崎の一部の住民が災害避難場所としているのは東洋学園大学であります。この東洋学園大学が来年度から一切自治会行事やイベント、市民への生涯学習、試験会場も取りやめ、どこにも貸し出さない旨の話がありました。今後数名の教員も東洋学園大学流山校舎から去り、門も完全に閉めてしまう旨の説明も教員から伺いました。  私が副自治会長を仰せつかっております鰭ケ崎団地自治会の文化祭では、東洋学園大学の図書室にある図書を無料で来場者に御持参いただけるよう学校側からの要望で設置もいたしました。このような状況にもかかわらず、いまだ東洋学園大学を避難場所として設置されております。命にかかわる大事な事案です。これから各自治会や団体などでは、新年会や自治会など地域住民が集まる機会が増えます。この機会を利用して早急に対策を講じる必要性を感じておりますが、御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  東洋学園大学は、来年度から流山キャンパスの施設を使用せず、守衛を配置するのみという対応だということは聞いております。市としては、避難場所あるいは避難所の確保の重要性ということは認識しておりますので、現在学園の総務部長に対して流山キャンパスの敷地、校舎などが引き続き大学の所有であるならば避難場所、避難所として指定させていただくよう依頼して、大学本部と交渉していただいているという途中でございます。仮に大学の認可が得られなかった場合につきましては、鰭ケ崎地区、宮園地区等にお住まいの方につきましては、最寄りの指定避難所、鰭ケ崎小学校ですとか八木南小学校に避難していただきますようお願いいたします。また、災害の規模、状況に応じては、思井福祉会館ですとか生涯学習センター、あるいはキッコーマンアリーナ、その他の指定避難所に避難していく場合もありますので、そこは御理解いただきたいというように考えております。今後流山キャンパスが避難場所、避難所として指定できない場合については、改めまして周辺自治会の方に御連絡しますとともに、市民の皆様にも周知していこうというように考えております。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  説明会や関係自治会の周知の体制というのはどうでしょうか。いつ起こるかわからない災害に対して早急に説明会、今の内容を説明会や関係自治会への周知や体制はどうされますか。いつ起こるかわからない災害に対して早急に対策が必要なのですけれども、御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  避難所は、災害のおそれがある場合や災害の規模、状況を踏まえて開設するものでありまして、市民の皆様に特定の避難所の使用を限定しているものではありません。流山キャンパスが避難場所、避難所として指定できなくなった際には改めて説明会ということは行う予定はございません。市民の皆様に避難所についてお知らせする方法としましては、これまで同様に平時におきましては広報、ホームページ、ハザードマップなどによる周知や避難所運営委員会、あるいは出前講座などの機会を捉えてお伝えしたいというように考えております。有事の際におきましては、広報車、防災行政無線、ホームページ、安心メールなどあらゆる手段を活用して、速やかに市民の皆様にお知らせできるように努めてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  そうしましたら、今電信柱に東洋学園大学と記載されてあるのですけれども、その点どうするのですか。その点お聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  電柱の広告等については、民間事業者との締結によって行っておりますので、それが決まり次第その民間事業者との連絡を図って対応していきたいというように考えます。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) ありがとうございます。  まだ時間あるので、もうちょっとこの件について伺わせてください。では、民間事業者が私たちの広告は特に問題ないので、このままでいきますと言われた場合どうするのですか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  民間事業者との広告の協定については、避難所の指定という形になりますので、避難所がなくなるということになればそれは変えるということになります。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  では、避難場所は正式に変われば広告のほうも避難場所についての記載は変えていただけるということで納得をいたしました。  それでは、もう一点伺わせていただきます。市民の方から過去に水害時の避難場所について市役所に問い合わせをした際、100年に1度の確率ですから大丈夫ですと説明され、そのときは市役所で言うのだから大丈夫でしょうと納得されたようなのですけれども、今年心配になり、再度問い合わせした際は、普通災害と同じ避難場所を示され、この避難場所は私の鰭ケ崎団地自治会は川に近いので、浸水地域ではの問いには、心配ならほかの場所に避難してくださいと説明されたそうです。災害時にそんなことも言っていられないと考え直されたようですけれども、実際に震災などで浸水による災害なのか、建物などが崩壊している惨事なのか、災害にもその瞬時にどのような災害ケースなのか理解されない場合がございます。  安心安全メールを推進されているのはいいのですけれども、四六時中携帯電話を持っているということはほとんどございません。手から離れている場合もあります。そうした盲点に着目した戸田市は、防災ラジオの購入受け付けを始めました。市の防災行政無線放送は、雨や風の音などで聞き取りづらい場合があります。メールやスマートフォンのアプリによる情報発信もしていますけれども、これと並行して防災ラジオの活用を決めました。防災ラジオは、AM、FMのラジオ放送を聞けるほか、市の防災行政無線放送と同じ内容が聞ける。同放送自体が聞こえるのではなく、市が発信した文字情報を同ラジオが受信し、音声に変換する仕組みになっております。コンセントにつないでおけば、防災行政無線があるたびに自動的にスイッチが入り、災害時の停電の際は単3電池3本で利用が可能であります。難聴の障害のある人のために放送内容を文字で表示する種類もある。送受信に使われるのは280メガヘルツで、かつて広く使われておりましたポケットベルの周波数であります。この電波は、屋内でも確実に届く特性があります。防災ラジオを本市でも取り入れ、行政負担ではなく、戸田市のように市民の自己負担で配付してほしいと思っております。本市でも普及されてはどうでしょうか、御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  まず、災害に対して絶対安全だと、安心だということはないというように考えておりますので、適宜御自分の判断の中でというところもあるかと思いますけれども、避難所、避難場所については皆さんのふだんから把握していただきたいというように思っております。  次に、防災ラジオの件ですけれども、防災ラジオは防災行政無線で使用する電波に比較して、建物内や地下に至るまでの電波が伝わりやすい周波数が利用されています。文字情報から音声に変換するいわゆるポケベル技術を使った防災行政無線代替システムとして京都市や長崎市でも導入予定と報道されておりますが、戸田市では1万8,000円相当の防災ラジオを3,000円の個人負担をしていただいて配付しているというように聞いております。また、聴覚障害者用として、文字情報表示機能のある3万1,500円相当の機種も配付しているというように聞いております。戸田市で配付している防災ラジオは、従来の防災ラジオとは異なる周波数帯を利用していることから、今後は防災行政無線の整備充実とあわせ、屋内においても電波が届きやすいとされる通信機器の導入の可能性、費用対効果などを含めて総合的に研究していきたいというように考えております。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  続いて、同じ愛情を注ぐ家族、ペットの避難についてもお聞かせください。ペットの避難は、原則同行避難が基本ですけれども、避難所に来られた避難者の中には動物アレルギーの方もおります。その点も含めて、ペットの避難についても伺わせていただけますでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 ペットはかわいい存在でありますが、一方で鳴き声、臭い、アレルギー対策、衛生面など避難所におけるペットの取り扱いについては課題もあることから、飼い主以外の方にとりましては大きなストレスになるケースもあります。ペットを飼っている方の避難は、原則同行避難としており、避難所においてはそれぞれの避難所運営マニュアルに基づき、被災者の皆さんが相互に理解し合い、生活していただくこととしています。ペットの取り扱いに関しましては、千葉県の災害時における避難所運営の手引や環境省の災害時におけるペットの救助対策ガイドラインに示される平常時及び災害時における飼い主の役割や災害に備えた平常時の対策、体制の整備を参考に、市、施設管理者、地域の皆様で構成される避難所運営委員会において十分議論し、ペットの収容場所の確保などトラブルが起きないよう避難所ごとにルールを作成することとしています。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  行政で物事を決めて、自治会にお願いしますといった丸投げでは、行政と住民との摩擦を生むだけであります。しっかりと行政が音頭をとっていただき、避難所運営委員会はもちろんですが、地域住民、自治会と話し、物事を決めていただくよう指摘し、次の質問に移ります。  4、ヘルプマークの配付と啓発活動について。  障害者基本法に基づき、毎年12月3日から9日までの期間を障害者週間と定めています。障害者が社会、経済、文化、そのほかあらゆる分野の活動に積極的に参加すること等を促進するため、国及び地方公共団体が民間団体等と連携して、障害者週間の期間を中心に障害者の自立及び社会参加の支援のためのさまざまな取り組みを実施されております。今回質問しますヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、また妊娠初期の方など外見からわからなくても援助や支援を必要としている方々が周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう流山市でも私の一般質問により導入し、普及し、取り組んでいただいております。  (1)本市では、ヘルプマークを配付し、啓発活動をしていただくようになり、御理解のある健康福祉部の職員、特に障害者支援課の職員の頑張りや財産活用課職員の協力もいただき、市内公共施設、そして都市計画部の働きにより民間鉄道会社やバス会社へのポスター掲示やシール、チラシの配布により以前より啓発が活発になってきました。さらに、教育委員会では、教育長や学校教育部長を初めとする職員や教員が障害者福祉に理解のある先生方で安心することはもとより、小中学校では授業で取り上げていただき、児童や生徒らに障害別のマークを理解いただく積極的な涙ぐましい努力に感謝を申し上げます。そして、何よりも井崎市長がヘルプマークに一番に理解を示してくださり、本市で徹底していただいたおかげだと思っております。ありがとうございます。こうした市職員のヘルプマークの理解によって、配付と啓発が少しずつ進んでいることに感謝申し上げます。  配付と啓発を始めてから半年が経過しましたが、ヘルプマーク周知のための取り組みと配付状況、市民による啓発活動の協力などを含め、進捗状況をお聞かせいただけますでしょうか。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。早川健康福祉部長。     〔早川健康福祉部長登壇〕 ◎早川仁健康福祉部長 私から4、ヘルプマークの配付と啓発活動についてお答えします。  市では、ストラップ型のヘルプマーク2,000個、チラシ1,000枚、ポスター200枚、電車やバスの優先窓に貼付するステッカー100枚を作成し、本年4月から配付しているところです。既に流鉄の全ての駅及びつくばエクスプレスの流山おおたかの森駅、流山セントラルパーク駅、南流山駅、また東武アーバンパークラインの初石駅、江戸川台駅、運河駅にはポスターを配付し、掲示していただきました。また、流鉄及びぐりーんバスの優先席の窓には市で作成したヘルプマークのステッカーを張っていただき、ヘルプマーク所持者が優先席に座りやすくなるよう啓発に努めています。さらに、ストラップ型のヘルプマークとチラシを障害者支援課窓口、市内各出張所で配付しており、平成30年11月1日現在659個を配付いたしました。  ヘルプマークの認知度を高めるための活動については、ヘルプマークの普及活動を行うヘルプマーク普及ボランティア会の皆様によるチラシの配布など市民の協力もいただいているところです。今後も啓発活動を継続し、ヘルプマークが地域社会に定着するよう努めてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 菅野浩考議員。     〔9番菅野浩考議員登壇〕 ◆9番(菅野浩考議員) 部長、ありがとうございます。  実施いただいておりますので、特に再質問ないのですけれども、平成30年11月1日現在659個配付していただいたと。県単位でほかの県では、県名は言いませんけれども、県で1,000個でとどまっている地域もございまして、本市では1市町村で約700個配付されて、啓発されているということで感謝申し上げます。積極的に啓発され、努力している姿、あらわれであると思っております。ありがとうございます。ヘルプマーク普及ボランティア会の皆様とも引き続き連携いただいて、啓発活動に注力をいただけますことを要望し、私の一般質問を終えます。ありがとうございました。(拍手) ○秋間高義議長 以上で菅野浩考議員の一般質問を終了します。 △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 次に、17番楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) 市民クラブの楠山栄子です。通告に従いまして、一般質問を行います。  1番目は、学校図書館について、2018年、今年新学習指導要領への移行措置がスタートしました。2020年から全ての小学校全面実施、2021年から全ての中学校で全面実施となります。その新指導要領の柱は3つ、資料1をごらんください。ちょっと見づらいですけれども、1番目が知識及び技能、2番目が思考力、判断力、表現力、3番目、学びに向かう力、人間性、この3点に重点が置かれています。これからは、知識や技能を習得するだけではなく、それをもとに2番目の柱、自分で考え表現し、判断し、実際の社会で役立てることが求められています。その新学習指導要領と並行して、2017年、同じ文部科学省から第5次学校図書館図書整備等5カ年計画が出されました。その中で、学校図書館は新学習指導要領を効果的に進める基盤としての役割を担うとうたっています。つまり新学習指導要領の実践と学校図書館の充実は連動していると、この認識をまず共有するためにお話しさせていただきました。  そして、1番、学校図書館の整備について学校間の格差があると考えるが、現状どのように認識しているのか。また、課題の解決のためどのように取り組んでいるのかお尋ねします。  流山市には市立図書館があって、私も時々利用させていただいておりますけれども、市立図書館ではまず借りたい本がある場所に行って本を探し、見つかれば受付に持っていきます。受付でパソコンでバーコードで読み取り、プリンターで返却締め切り日が書かれた用紙をくれます。パソコンには貸し出しの記録が残り、返却日が過ぎているということがわかります。このごく普通、本当に私はこれがごく普通だと思っているのですけれども、図書館の作業が学校図書館でどうなっているのかということを確認させていただきたいと思います。そもそも学校の図書館にはプリンターとパソコンがあるのかどうか。図書室にある本が全て整理され、データ化されて、パソコンの中に入っているのかどうか。貸し出しするときバーコードに対応するのか、あるいは手書きなのか。貸し出し、返却日はプリンターで印刷されて生徒さんに返されるのか、あるいはこれも手書きなのか。まず、こうした点は図書館の基本だと思っておりますが、学校図書館ではどうでしょうか。それから、司書の業務を遂行するためにはインターネットにつながっていることは必要だと思っているのですけれども、インターネットにつながっているのかどうか。また、蔵書の入れかえはどうなっているのか。  以上の点を踏まえて、新しい学校、古い学校、格差があると思います。当局は、現状どのように認識しているのか、また課題の解決のためどのように取り組んでいくのかお答えください。  2番です。平成30年度から流山市では、学校図書館司書が全校配置になったが、全員が複数校をかけ持ちし、司書配置日数が少ないなど課題も多い。現在の学校図書館司書の環境改善が求められるが、当局の見解を問うです。  私は、司書の仕事の内容というのが余り理解されていないのではないかなと思っております。それで、司書に聞いてみました。具体的に司書の仕事内容なのですけれども、例えば先日、動物の尻尾について調べたい子がいたというお話を聞きました。司書さんがいないと、タイトルをいろいろ調べて、それでなければそのまま帰るそうなのですけれども、司書がいると、聞きますね。そうすると、司書は生徒さんにインタビューするわけです。尻尾の何を調べたいのと聞くわけです。陸の動物か、魚か、鯨類か、あるいは国語なのか、理科なのかということ、このインタビューがとても大事なのだそうです。尻尾の働きという絵本があったりします。そういう本で対応ができるのか、場合によっては百科事典が必要なのか、いろいろ考えるわけです。犬はなぜ尻尾を振るのかというような内容のものなら、犬の図鑑、飼い方の図鑑などを紹介して、目次や索引を見るように教えるそうなのです。正しい情報に素早く到達することで児童生徒の考察の時間がぐんと増えるということで、調べ学習への支援ができるということになっています。  司書の仕事内容を簡単にお伝えさせていただきましたけれども、もう一点、学校司書の1日の仕事というのが非常に私はオーバーワークだと思っております。まず、出勤して先生方に知らせるために職員室に挨拶します。そして、司書教諭との連絡ノートで本の依頼の確認をして、先生からの依頼があったら、それが自分の図書館になければ市立図書館に依頼をかけるわけです。それをとりに行くそうです。そして、書架の整理、小学校は1週間で十分ぐちゃぐちゃになるので、毎回30分かかるということなのです。流山市の場合には1週間につき1日5時間しか行かないわけです。そうすると、本当に30分かかるわけです、その整理だけで。貸し出し、返却でトラブルがなかったかとか、延滞本の管理、本人に伝える、担任からも促してもらう、小学校では図書室を利用する時間割があるので、毎回毎回図書室に来るわけです。それの対応をしないといけない。選書の先生のお手伝いもしないといけない。図書館だよりもつくらないといけない。本当にオーバーワークだということを聞きます。このほかにも新刊本を登録し、傷んだ本の修理、ブッカーかけ、たくさんあるからちょっとごめんなさい。また、授業で三、四十冊ぐらいの図鑑を先生からそろえてくださいというようにくれば、校内では足りない場合は市立図書館に行くというその手配と受け取り、読み聞かせボランティアがあればその打ち合わせ、学校図書館装飾ボランティアの打ち合わせがあればまたその打ち合わせ、定期的に新着図書展示会やブックフェアも参加して、新しい本の情報収集をして、お勧め本の紹介や学級文庫選書の入れかえに活用するとか、もう本当にたくさんあって、全部読み切れないので、時間がなくなるのですけれども、本当にオーバーワークだなと思っております。  ところが、流山市の場合には1校1週間に1時間しかないわけです。ルーチンワークのほかに例えば学校図書館のオリエンテーションというのが必ず4月にあるそうなのです。1年生は全クラスあるそうです。そこで本の借り方、貸し方、本の並び方、探し方、調べ方を1年生には全てのクラスに教えるということです。それで、4月にはさらに新入生の名簿の登録、これまでの生徒の進級処理、例えば今まで3年生だったのが今度4年生になるわけですから、進級処理作業ということで、本当にたくさんの仕事が入っております。  そして、流山市は9人中8人が新人です。ほとんどが1人3校かけ持ちなのです。3校同じような作業をしないといけないということで、中には4校もかけ持ちしているということも聞いておりますけれども、それからアドバイスをするときにも1年生から6年生の全ての教科の把握、それからその進行に合わせて参考図書の確認、そういうことをしなければいけないということなのですけれども、これで少しは学校図書館司書の方のお仕事というのをおわかりいただけたでしょうか。お伝えしたかったことですけれども、こういうことで仕事内容を考えると1校専任で1校二、三日が私は理想だと思いますけれども、予算もありますので、当局はどのように考えているのか、お尋ねします。これが2番目です。  それから、3番目、本市の学校図書館司書は、1人を除いて全ての司書が新人という状況にある。指導するためのアドバイザー等、充実した研修が必要と認識するが、どうか。  まず、調べ学習、これは新学習指導要領では非常に重点を置かれているものですけれども、これは生徒にとってとっても大事なことなのです。そのアドバイスをするためには、司書は小学校1年生から6年生までの教科書を把握して、またさらに中学校もかけ持ちしていると中学1年生から3年生の教科書を把握して、そして勧めるべき選書を知っていないといけないわけです。9人中8人が新人ということで、新人の方にそれを求めるのは私は非常に酷だと思っております。ただ、新人の方は本当に皆さんやる気満々だと聞いておりますが、それを生かすためにリードする方がぜひ必要だと思っております。アドバイザーの方、そしてまた充実した研修が必要だと思いますけれども、御見解をお聞かせください。  以上です。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 私から1、学校図書館についての(1)から(3)について順にお答えします。  初めに、(1)学校図書館の整備についてお答えします。  学校図書館の図書のデータ化については、本年度より学校図書館司書が全校配置となり、学校図書館司書が中心となって作業をすることで、現在25校中24校が図書をデータ化し、バーコードで貸し出しや返却をすることができております。残りの1校も本年度中のデータ化に向けて作業を進めております。データ化を進めることで図書の貸し出し、返却が円滑になるとともに、読書の記録が活用できるようになり、学校図書館司書導入の功績の一つとして捉えております。  現在国の定めた図書の標準冊数を達成しているのは、25校中21校です。児童生徒数の増加により標準冊数を達していない4校には図書購入のための予算を増額しております。  学校図書館には情報が古くなったり、修理が不可能となった図書があり、その整備が課題となっています。また、図書の貸し出し冊数が多い学校では、図書の貸し出し、返却用のパソコンが1台しかないために、貸し出し、返却作業が滞ってしまうという課題もあります。そこで、各学校の図書館の状況を把握するために調査を行いました。その調査結果から、学校図書館司書がボランティアの協力を得ながら、利用できなくなった図書の廃棄を進めています。貸し出し冊数が多い学校には貸し出し、返却用のパソコンを複数台設置することで、貸し出し、返却作業や学校図書館司書の業務を円滑にできるよう準備を進めているところです。  次に、(2)学校図書館司書の環境改善について、こちらにつきましては、本年度より各学校の図書館教育の状況を記載した月例報告により、学校図書館司書導入の効果を検証しています。児童生徒1人当たりの貸し出し冊数が伸びた、学校図書館司書が設置した本の紹介コーナーにより読書意欲が向上したなどの検証結果が上がっています。学校図書館司書が教育的効果をより発揮するためにも月例報告も参考にしながら、学校図書館司書の増員について検証してまいります。  最後に、(3)アドバイザーの導入と充実した研修については、本年度初めて業務を行う学校図書館司書が7名おり、まずは職場に慣れ、仕事を確実に身につけることが課題であると認識しています。市立図書館と連携し、学校図書館の運営や秋の読書フェア開催についての研修を行いました。秋の読書フェアでは、1人当たりの月の貸し出し冊数が一番多い学校で3.4冊から6.3冊と大幅に伸びたと報告を受けています。また、学校図書館教育が御専門の東京学芸大学非常勤講師、渡辺暢恵先生を講師に招いて指導を受けるなど、学校図書館司書が自主的に研修を行っています。楠山議員御指摘のとおり、児童生徒と本をつなぐ大切な学校図書館司書であり、充実した研修の必要性は十分認識しております。学校図書館司書を指導するためのアドバイザーのあり方については、今後検証を進めてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  いずれも前向きな姿勢で、ありがたいと思っております。  再質問が何点かあります。まず、パソコン環境なのですけれども、まず基本だと思いますけれども、エクセル、ワードは入っていますでしょうか。それから、OSのバージョンは、今基本的には幾つぐらいなのでしょうか。将来的にはインターネットにつなぐ予定はありませんでしょうか。  以上、3点お願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  初めに、パソコンの環境でございますが、エクセル、ワードについてはこちらは入っております。  続きまして、インターネットの環境、またはパソコンのOSのバージョンでしょうか、こちらにつきましてはまだ正直申しましてXPです、OSが。ちょっと古いバージョンもございまして、そういったこともありまして、全部が全部そうではないのですけれども、それに伴いましてインターネットと接続ができない環境にある学校もございます。  インターネットのことを申し上げますと、インターネットに接続されると議員のおっしゃられるように図書コードですか、これを打ち込む、書籍が特定されて、データ化の作業が非常に効率的に進められるということは認識しております。実際に学校図書館24校のうち、インターネットにつながっているのが10校は接続環境にはあるのですけれども、あとは先ほど申し上げたOSの関係、それから名簿を扱っているものですから、情報漏えい等の心配もあって、全てが全てインターネットにつながっているわけではないということで、この辺につきましても整備していく必要はあるなというようには感じております。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  びっくりしたのがまだXP使っているということなのですけれども、世間ではXPは危ないということで、皆さん廃棄状態にしていると思います。それが学校で使われているというのはびっくりしました。ぜひとも早く更新していただきたいと思います。  それから、インターネット環境も図書館という性質からぜひとも必要だと思いますので、早急に対応をとっていただきたいと思います。  それから、再質問、蔵書についてなのですけれども、先ほど答弁にありました。廃棄すべき図書というのをその冊数を上げてくださいというアンケートをとられたということをお聞きしました。これは、周りの方から非常に流山市は英断であると。図書標準を考えると、古くなっても、カビが生えても、とにかく冊数はそろえるということが前提になってくるかと思うのです。そういう状況になると思うのですけれども、廃棄すべきものはありますかというふうなアンケートをとったということは、非常に評価が高いです。ぜひとも廃棄すべきものは廃棄する、恐れずにぜひ実行していただきたいと思います。それで一時的に図書標準を下回るにしても、生徒にとっては最終的にはいいことだと思います。アトピーの生徒さんにしてみたら、カビが生えている本というのは手にしてもちょっとまずいのではないかと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  廃棄作業についての今後の予定をお聞かせください。  以上です。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  今楠山議員の御指摘のとおり、本年度調査をしまして、廃棄すべき蔵書、これが順次進んでおります。かなり思い切って本年度廃棄しております。  それで、今後の廃棄作業についてでございますが、こちら当然達成率も考慮しながら、または古い、先ほどあったカビが生えて健康を害するようなものについては、早急に廃棄するよう今後も努めてまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) 予定についてはお答えがなかったのですけれども、できるだけ早く早急に進めていただきたいと思います。  それから、時間が余りないので、再質問まとめていきたいと思います。  まず、司書の仕事には、先生方の要望に応えて何十冊かという教室で使う30冊、40冊ぐらいのまとめて図鑑をそろえてくださいとか、そういう要望があるというように聞いています。それを1つの学校でまとめるのは大変なので、市立図書館と連携していると聞いております。市立図書館からその本を受け取るときにどういう手順で受け取るのでしょうか。それはどなたのお仕事、どなたの責任なのでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。ほかの自治体では、そのための車が、配送車があるのです。流山市にはそういう配送車はなくて、ただ市立図書館は回送車というのですか、が1日1回回っています。そして、場合によったら1日2回回ることもあるというように聞いていますけれども、学校図書館の場合にはどうなっていますか、お尋ねします。  それから、研修について2点お尋ねしたいと思います。  まず、オリエンテーションなのですけれども、非常に先ほど作業がいっぱいあるということを説明させていただきましたけれども、中でも4月のオリエンテーションというのは、小学校の場合には新入生には全てのクラスでやるということで、非常に負担が大きいのではないかなと思っております。私は、新人の司書は8人だと思ったのですけれども、7人ということで、その7人の方にオリエンテーションの研修というのはあったのでしょうか。そういうオリエンテーションの研修なしで今回オリエンテーションを生徒さんにやっていただいたのでしょうか。その点をお尋ねします。  それから、もう一点、研修なのですけれども、学校の先生には流山教育研究会というのがあって、略して流教研というように聞いておりますけれども、部会に分かれて勉強会を開いていると聞いております。その中に例えば学校図書館についてとか学校の図書館を使って授業を見学するとか、子ども用の百科事典ポプラディアの使い方とか、そういう学校司書にかかわるような部会もあるというように、勉強会もあるというように聞いておりますけれども、そういう中に参加することは可能でしょうか。  以上、よろしくお願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  初めに、図書館司書の仕事として、本をそろえるために図書をお願いして、それをとりに行く仕事ですか、そちらは誰の仕事かということなのですけれども、本の運搬につきましては基本的には担任だとか用務員さんが行っております。ただ、こちらも聞くところによると、先ほど申し上げた月例報告書からその団体の貸し出しの本の運搬についての活動は、学校図書館司書が行っているということは上がってきていないのですけれども、これが本当に大変申しわけないのですけれども、図書館司書さんの御厚意でやってくださっている例はあるというのは耳にしたことがございます。  続きまして、オリエンテーションに向けての研修がなされたのかというところなのですけれども、こちらは今回研修を3回行った中での2回目に市立中央図書館と連携をして、児童生徒の図書館の使い方の説明と、それから図書館オリエンテーションの方法についてこちらは研修をしております。そのときにオリエンテーションの様子を撮影したDVDをお渡ししたところでございます。  それから最後に、私ども流山市教育研究会、通称流教研と呼んでいる研修、これは教職員が主体となっている研修なのですが、こちらに図書館部会というのがございます。議員が御提案いただいた図書館部会に図書館司書が参加してというようなことは、これは有効ではないかなと考えますので、今後そういったところを検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○秋間高義議長 後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 再質問にお答えさせていただきます。  図書館司書は、昨年度1名を導入して、今年大幅な増員を図りました。したがいまして、市内における学校とのかかわりの中で、さまざまな取り組みの中で課題や、それから改善をしなければならないことは十分承知しております。また、それぞれの方を一遍に採用したということで、それぞれの学校図書館司書さんのお考えとか、そういったこともあります。そういったことによって非常に熱心に、先ほど楠山議員が冒頭でお話といいますか、質問していただいた中にありましたように熱心に取り組んでいらっしゃるために多忙になっているというのが現実であります。したがいまして、私たちは、まずは無理のないよう進めてくださいということを当初周知しました。  それから、もう一つは、学校の実態とか要望に応じて、全て応えれないので、教育委員会等に話をしていただいて、その調整をさせていただくと。それは学校の図書館司書さんがやってくださいよと、それから学校には図書館司書ではなくて学校の教職員の図書の係がおりますので、こことの連携を密にしてほしいということです。ですから、いきなり他市の先進地域でやっているものを全てやるというのは非常に厳しいものですから、増員も視野に入れながら、そのことがきちんと定着していくということ、そのこと自体が子どもたちや教職員に司書のあり方が浸透していくものだと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) 私も流山市の学校図書館が本当にスタートしたばかりだと思いますので、そんなに急に全てがそろうということでもないと思います。理解したいと思います。  ただ、1点、本の配送なのですけれども、これは多分先ほどおっしゃったように御厚意で司書の方がとりに行っているということなのですけれども、これもし事故になったらどうするのだろうと思うのです。せめて最低限仕事であれば仕事の範囲内で終わる、そしてきちんと割り振りをするということはきっちりと決めていただきたいと思います。もし用務員の方、担当がとりに行くということであれば、本当にそれを守っていただきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、あと1点、アドバイザーということはなかなか難しいと。流教研の件、よろしくお願いいたします。それから、アドバイザーというのはかなり難しいかなとは思うのですけれども、例えば新人の方がどこに相談すればいいかわからないという声が聞こえるのです。今現実はどこに相談しているのか、あるいは相談するところがあるのかどうか。一つの提案なのですけれども、指導課と、それから司書の方と、それからアドバイザー的存在、アドバイザーを雇うのが大変ならばアドバイザー的存在の方を含めてメーリングリストをつくるというのは考えられないでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  アドバイザーのあり方、またどこへ新しい方が相談していいかという御質問だと思いますが、まず最初にアドバイザーのあり方なのですが、こちら平成29年度から平成33年度にかけての流山市子どもの読書活動推進計画には、市立図書館と生涯学習課が主体となって学校図書館運営を支援する事業がございます。この事業を活用して、市立図書館の司書がアドバイザー的な役割を担っていくことを現在検討しております。先ほど御指摘いただきました指導課だとかアドバイザーのメーリングリストを作成して、そういった相談の体制ということにつきましては、また今後検討させていただきます。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。  時間がないので、次に2番目に移ります。新しい市民が増加する中、流山市をふるさととして愛着を抱き、長く定住してもらうために本市の歴史を伝える博物館の役割は大きい。今後の博物館事業の展開について以下に問う。  アは、来館者を増やすために来館者の現状把握が必要と考える。現在どのような対策をとっているのか。また、展示方法や企画展、常設展の創意工夫が必要と考えるが、どうか。これはこのとおり質問します。  それから、イ、本市の中央図書館も含めて博物館の建物は、急な坂の上にあり、特に障害者、高齢者等利用しにくい環境にある。バリアフリー化が求められるが、その現状と対策について問う。  これは、斉藤真理議員も一般質問なさっていました。その結果、坂のところに手すりが坂に沿って設置されていて、障害者、高齢者の方々に非常に楽なスロープとなっております。  さて、今のバリアフリー化はどうなっているか。資料2をごらんください。車椅子でいらっしゃると、坂の下に写真左のようなインターホンがあります。それを押すとどうしましたかと応答があり、そして事情を話すと写真右のように女性がにこにこと事務所から飛び出して待ってくれます。ここで結構ほっとします。きめ細かい対応になっていると思います。そして次に、建物の中のスロープがあります。資料3です。前は階段だったそうですが、それをスロープに直していただいています。予算は余りないけれども、できる範囲内で対応をとっているというのが非常にわかります。スロープを上がると、その次は資料4はそのドアです。結構狭いです。それから、スロープ上がると建物に入るドアも狭いです。狭い道路をたどり、エレベーターで3階まで上がり、図書館の中を博物館のほうに向かうのですが、その博物館と図書館の間には重い鉄の扉があります。図書館と博物館は違うぞという、ごめんなさい、資料5です。重い扉です。図書館と博物館ははっきりと区切られています。ここは前もって図書室から博物館に通りたい旨を伝えて、扉があくように手配しないと誰も通れません。ふだんは閉まっています。こういう状態です。今後バリアフリー化がどのように進むのか、お答えいただきたいと思います。  その次、ウです。本市は、新しく転入してきた子どもたちが多く、ふるさとが流山市になる。博物館は、学校教育と連携して、歴史を踏まえたふるさとづくりをしてはどうか。  ふるさとというと、私の時代は石川啄木を思い出します。「ふるさとのなまりなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」、石川啄木がふるさとを表現していました。流山市といえば特になまりがあるわけでもないし、また風景も首都圏の小都市として大体どこも同じような町並み、風景になっております。姉妹都市の能登町のキリコ、信濃町の一茶、相馬市の野馬追、それぞれに生活の中に息づく歴史があり、うらやましく思いました。子ども時代に見た野馬追、能登の火祭り、それらが思い出となってふるさとになるのだと思います。流山市もぜひこういうものがあればいいなと思うのですが、学校では3年生で地元の勉強をします。流山市の場合、「わたしたちの流山」という副読本があります。とはいえ、全国どこでもちょっと昔の道具、ちょっと昔の生活が大半で、昭和の初めの生活に集中しております。一方でそれはほとんど全国余り特徴のあるものではありません。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、流山市固有の歴史ということにはなりません。もっと流山市独自の歴史を打ち出してはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。飯塚生涯学習部長。     〔飯塚生涯学習部長登壇〕 ◎飯塚修司生涯学習部長 私から2、博物館行政についてお答えします。  初めに、(1)のア、来館者の現状把握と現在の対策、展示方法や企画展、常設展の創意工夫についてお答えします。  博物館来館者の現状把握については、施設入り口に設置している来館者カウンターで実数を計測しており、近年の来館者数は2万5,000人前後で推移をしております。また、来館者の属性や博物館に対する評価、要望については、来館者や講座参加者へのアンケート調査によって把握をしております。常設展では、現在流山市の歴史を年代を追って御理解いただけるように展示を行っていますが、平成13年のリニューアルから17年が経過していることから、近年の発掘調査の成果なども取り入れるなど、今後展示内容の変更を検討してまいります。企画展では、来館者アンケートを参考にしたテーマや新発見資料をもとにした企画を行ったり、床面を使った展示など工夫を行っています。さらに、外部講師による企画展関連講座の実施や学芸員によるギャラリートークなどを行い、来館者の増加につなげているところです。  次に、イのバリアフリー化の現状と対策についてですが、中央図書館、博物館は今年築40年を迎えますが、議員御指摘のとおり、坂の上に正面玄関があり、御高齢の方などには御不便をおかけしているところです。このため障害者、高齢者用の駐車場については、平成28年度から2台分を増やし、現在正面玄関前に計4台の駐車スペースを確保しています。また、1階図書館事務室からのエレベーター利用を促進するため、平成24年度に北側道路に面した入り口から1階図書館事務室までの坂道に手すりを設置するとともに、1階事務室前の書庫内に高齢者やベビーカー用のスロープを設置しました。御紹介いただいたとおりです。平成25年度には1階事務室から正面玄関に向かう敷地内の坂道全体に手すりを設置し、ハード面でのバリアフリー化を進めまいりました。平成30年度中に老朽化したエレベーターの更新工事を行う予定であり、施設の利便性を高めていきたいと考えています。  なお、図書館と、それから博物館の間の扉なのですけれども、これはやはり防犯とか防災の関係であそこにああいった扉を設置しております。  最後に、ウの学校教育と連携した歴史を踏まえたふるさとづくりについてお答えします。  学校教育との連携としては、学校教育のカリキュラムに沿った小学3年生の社会科で学ぶ昔の道具と暮らしに関しての企画展や小学校の団体見学での展示解説、学校への出前授業などを実施しています。また、中学2年生の職場体験では、博物館収蔵資料の見学や遺跡発掘調査、整理作業などを体験いただいています。このほか埋蔵文化財発掘調査の現場では、小学生を対象とした説明会を実施しています。今後は、市内の全小学校において博物館見学を実施していくとともに、児童生徒対象の企画展関連講座や博物館子ども教室などを開催してまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  40年前、博物館ができたころの話を市民からお聞きしました。見る博物館から体験できる博物館へ、これがモットーだったそうです。そして、市民の期待は大変高く、お話を聞きながらわくわく感、どきどき感がすごく伝わってきました。果たして40年、40周年でしたよね、40年たった今、流山市の博物館はわくわく感、どきどき感のある博物館になったでしょうか。御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。飯塚生涯学習部長。     〔飯塚生涯学習部長登壇〕 ◎飯塚修司生涯学習部長 再質問にお答えをさせていただきます。  わくわく感、どきどき感というお話ですけれども、今行っている小金牧の企画展はもちろんごらんになっていただいていると思いますけれども、徳川の第12代将軍が小金牧で鹿狩りですか、をやったときの絵図を床面に張っておりまして、そこに来館者が自由に乗って、そのときの様子を見ていただくような企画も行っておりまして、大変好評だと思います。私も実際に2度ほど行って、来館者のお話などを聞かせていただいて、すばらしい展示方法だねというようなお話も聞いておりますけれども、いずれにしましてもそういった来館者のアンケート等も取り入れて、今後そういったわくわく感、どきどき感のある博物館ということで企画展などを開催していきたいと思います。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) 私も小金牧については非常に魅了されました。ただ、ああいう催しをぜひともどんどん、どんどん続けていっていただきたいと思っております。  何点か質問させていただきます。学校との連携なのですけれども、資料ちょっと飛びますけれども、8をごらんください。最初に、ちょっと見づらいのですけれども、これが川越博物館です。そのすぐ下に一般用、小中学生用、教員用となっています。そのほかに右の端にアクセス数の下に学校利用のための手引きというのがあります。しっかりと学校と博物館が連携しております。教員用をクリックすると、その次のページ、資料9をごらんください。博物館・本丸御殿・蔵造り資料館を学校で利用する場合とか、校外学習用パンフレット、博物館学習カードなどがあります。先生が利用しやすくなっています。そして、博物館の学習カードを利用すると、資料10をごらんください。博物館の挑戦状などがありまして、そして川越市の歴史を学んでいくということになっていますけれども、これぐらいはぜひとも流山市でも博物館でやっていただきたいと思います。御見解をお聞かせください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。飯塚生涯学習部長。     〔飯塚生涯学習部長登壇〕 ◎飯塚修司生涯学習部長 再質問にお答えさせていただきます。  川越市は、言わずと知れた蔵のまちということで大変歴史深いまちで、私も何度か伺ったことがありますけれども、やはりすばらしいまちだなと思いますが、それに匹敵するように流山市も流山本町かいわいとかすばらしいところもございますので、そういったところでは観光とも連携をしたような形で進めていきたいと思いますが、これはもちろん学校との連携ということですので、そういったホームページも参考にさせていただきながら、今後検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○秋間高義議長 楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  前向きの姿勢、姿勢だけではなく、実際にやっていただきたいと思います。  もう一点だけ、バリアフリーについてなのですけれども、小さなお子さんを連れて、お子さんのために授乳室とか授乳室内に椅子やベビーベッド、おむつ交換シート、ベビーカーや車椅子の貸し出しというのがあるところもありますので、どうか御検討ください。  それから、お年寄りの方には先ほどギャラリートークが非常に評判がいいということですけれども、磁気ループが設置されているところもありますので、ぜひともこれも御検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。  そして最後に、流山市は、現在柏市や松戸市と比べ開発の時期がずれて、今開発の真っただ中です。埋蔵物の発掘、そして開発にかかった古い民家から出てくる古文書の解読など、どうしても流山市の歴史を整理するためにこうした人材は必要な時期と推察します。ホームページを見ますと、臨時職員の募集、発掘作業員・整理作業員、それから資料調査員・古文書の募集が出ておりますけれども、ぜひともしっかりとこうした人材を確保して、流山市の歴史を守っていただきたいと思っております。開発は、必ずしも歴史を壊すだけではないです。歴史を解明する点もありますので、ぜひそのためには予算が必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。  その次、3番目に行きます。小学校においても学校教育の場で子どもたちが野馬土手や新選組など、流山市独自の歴史を学ぶ機会をもっと増やしてはどうかというのは、これは先ほどのウの質問と似ているのですけれども、私は1つの質問で博物館の見解と小学校の見解を聞きたいと思ったのですけれども、答弁の担当課が違うということで別々にしてくださいとの指示がありました。ごく一般人の感覚からすれば、1つの質問でいいのではないかと思うのですが、まずこれは指摘、要望にとどめたいと思います。  つまりここではふるさとづくりを博物館、教育委員会が連携して、流山市のふるさとづくりを推し進めてはどうですかという質問です。残念ながら首都圏のまちはどこに移っても風景が変わらない、行事も変わらない、姉妹都市のような強烈なふるさとがないのが残念です。  ここで1つ御紹介したいのがあります。紙芝居なのです。流山歴史文化研究会の紙芝居、史実に基づく「新選組が来た!」というものです。一部少し読ませていただきます。余りうまくありません。資料6をごらんください。羽口の渡しを越えて新政府軍の約300人が攻めてきた。あっという間に浅間神社、飛地山、本通りの南に陣地をつくりました。それで、幕府軍の陣屋は取り囲まれてしまいました。幕府軍の多くは、江戸川の河原で大砲の訓練中。新政府軍は、大砲を撃ちかけ、幕府軍を打ち返しました。大久保大和、近藤勇のことです、の目に浅間神社の錦の御旗が見えました。それは天皇の軍隊です。ということは官軍です。そうなると、こっちは賊軍になってしまいます。大久保大和は、撃ち方やめと命令しましたというように非常にリアルにこういった逸話が書かれております。ぜひともこういった逸話を流山市の小学校で御紹介いただきたいと思いますけれども、御見解をお願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。後田教育長。     〔後田教育長登壇〕 ◎後田博美教育長 私からは、3、小学校における流山市の歴史教育についての(1)小学校において流山市独自の歴史を学ぶ機会を増やすことについてお答えさせていただきます。  小学校では、3年生の社会科の学習において自分たちが住んでいる流山市を知る身近な地域の学習を行っております。学習指導要領では、身近な地域や市に古くから残る建造物や伝統的な町並みの分布など、こういったことに着目して、身近な地域や市の様子を捉え、場所による違いを考え、表現することが目標となっております。全ての市内の小学校3年生がこうしたことを見学しております。また、市内16校中10校の小学校が歴史ある流山本町の町並みを徒歩で見学し、赤城神社や一茶双樹記念館、近藤勇陣屋跡を初めとする流山市独自の昔の町並みを肌で感じているところであります。  市立博物館との連携については、生涯学習部長が先ほど御答弁申し上げましたけれども、市内の全ての小学校において見学を行ったり、また博物館の学芸員を学校に招いて、博物館の資料を活用した学習を行ったりしています。今後も博物館と連携を図り、小学校のうちに1度は博物館の見学が実施できるよう努めながら、流山市のよさを伝えていきたいと考えています。  議員御提案の流山市の歴史をより詳しく学ぶことで郷土愛を深めることは、大変意義のあることと考え、今後も郷土愛の育成に努めてまいります。本市には、市野谷の森や江戸川、利根運河といった自然環境などほかに誇れる環境も備わっております。流山市の歴史とともに、ふるさと流山市についてもしっかり学ぶことで流山市に対する親しみや誇り、さらには愛情が育むことができるよう取り組んでまいりたいと考えております。  先ほどの近藤勇のこの幕府軍と新政府軍、小学校3年生には少し難しいと思いますけれども、今後検討させていただきます。 ○秋間高義議長 楠山議員、発言時間が短くなっておりますので、御注意ください。  楠山栄子議員。     〔17番楠山栄子議員登壇〕 ◆17番(楠山栄子議員) ありがとうございます。  ぜひとも流山市には歴史に基づいた逸話、ストーリーがたくさんありますので、それを子どもたちにふるさとづくりとして活用していただきたいと思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○秋間高義議長 以上で楠山栄子議員の一般質問を終了します。  暫時休憩します。再開は概ね午後3時半としたいと思います。     午後 2時56分休憩     午後 3時30分再開 ○秋間高義議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
    △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 次に、11番笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) 皆さん、こんにちは。議長にお許しをいただきましたので、市政に関する一般質問を通告に従いまして行います。流政会の笠原久恵です。  今回3つの項目にわたり質問をさせていただきます。まず初めに、1問目、運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業の進捗と課題、そして周辺の課題についてお聞きをいたします。  まず、通告文を読ませていただきます。  (1)流山市で県が進めている区画整理事業の進捗や対応について問う。  ア、都市計画道路3・4・9南流山名都借線において南流山方面から八木南小学校前交差点まで整備を行っているが、道路の整備状況や交通安全対策はどのようになっているのか。また、八木南小学校前交差点から富士見橋方面は事故がたびたび起こっているが、今後の整備スケジュールや交通安全対策はどのようになっているのか。  イ、都市計画道路3・3・28中駒木線の完成時期は何度も延期していますが、完成時期はいつになるのか。沿線住民は、道路工事の関係で水道が利用できずに、井戸を掘り直し利用しているが、水道はいつ整備されるのか。  ウ、都市計画道路3・3・28中駒木線の整備に伴い、道路両側の斜面の土が集中豪雨などで崩落する危険性を心配しているが、対策は考えているのか。  エ、区画整理地内の街路樹が雑草によって枯れかけ、景観としても見ばえが悪いとの声がある。対応策はどのようになっているのか。流山セントラルパーク駅ロータリー内の店舗からボランティア協力の声もあるが、対応はどのようになっているのか。  オ、事業を進めるに当たって、土地所有者へのさらなる説明や対応を考えているのか。  カ、県が進めている区画整理事業に市はどのようにかかわっているのか。また、この事業完了はいつになるのかです。  それでは、各質問の補足をいたします。  今年の第2回定例会において我が会派の青野議員もこの事業の全体についての質問をされました。今回私は、テーマとしてまちづくりは道づくりの観点から、児童の通学路でもあり、地域住民に密接である道路などやその周辺の課題や進捗についてお聞きいたします。  アについて補足いたします。都市計画道路3・4・9南流山名都借線において南流山方面から八木南小学校前交差点までは、現在新しい歩道の整備も進み、車道の拡幅工事に入っております。しかし、この道路は、交通量も多い中、交差点付近の乗用車がやっとすれ違える狭あいな道路でもあり、バスやトラックなどが通るときは譲り合って通行し、接触するのではと冷や冷やいたします。そして、斜面緑地側に並ぶ民家前には歩道がなく、民家の敷地ぎりぎりを乗用車やバス、トラックが通っている状況であり、現在もまだ危険な道路となっております。そして、八木南小学校前交差点から富士見橋方面においても斜面緑地側に並ぶ民家前には歩道がなく、住民が危険にさらされており、危険な上、車道においても自動車事故の目撃者を募る看板も立つなど事故が多く、早期に整備完了を強く求められております。スケジュールや安全対策について御答弁ください。  次、イについて補足いたします。都市計画道路3・3・28中駒木線は、現在流山セントラルパーク駅から宮園に抜ける歩道の整備をまずは完成させようと行いましたが、通信配線などの移動に時間がかかるなどの理由で今年4月完成予定がずれ、そのほかの理由も重なり完成時期が何度も延期して、今年の9月に歩道の利用ができるようになりました。現在インフラ整備などを行い、道路やもう一つの歩道の完成に向けた工事を行っています。道路の完成がおくれればおくれるほどその周辺の区画整理の完成の見通しが立ちません。そのことにより地権者の方々の日々が振り回され、不安に思っているとの声が寄せられています。そして、日々の安心で安全な生活である命の水の確保のためにも水道の整備についてもお聞きいたします。  ウについて補足いたします。資料1をごらんください。現在中駒木線が開通し、市民が通行している歩道の写真です。右側にある斜面にはシートが張ってありますが、山を削った高い壁があり、崩れてこないか。山の上に生えている樹木も高く、台風などで倒れて登下校の児童や地域住民が危険ではないかと大変心配しております。  1つ飛ばしてしまいますが、資料3をごらんください。こちらは、今年張ったばかりのシートの中腹に生えた草の写真です。草が生えたことによりシートの穴が大きくなり、土砂が崩れる原因になるのではないかと危惧しております。  資料2をごらんください。こちらは、反対側の斜面です。削ったことにより山の幅が薄くなり、民家のほうへ崩れないか心配しております。資料2は以上です。  今年は、2つの大きな台風21号、24号があり、風も雨もとても強く、そのことによる地盤の緩みや樹木の傾きなどがあれば住民の大きな被害につながることから、中駒木線両側の斜面についての安全対策についてお聞きをいたします。  エについて補足をいたします。今年は、生命に危険が及ぶほどの猛暑に見舞われ、街路樹が枯れているのか、葉がないだけなのかわかりませんが、駅周辺の街路樹は10本から20本が枯れかけた状態です。こちらについては何か対応はなかったのか、お聞きいたします。  打って変わって雑草については、雑草魂という言葉もありますが、まさに雑草魂で雑草については元気に生え、伸びていました。駅ロータリー内のお店の方からのお話で、ブランド力のあるまちに店を出していると思っている。だから、まちをきれいにしてほしいとの意見をいただきました。私も市役所へ通う中、同様のことを強く思っていました。さらにありがたいことに、市民からボランティアとしての協力をしても構わないとの声もいただきました。市民とのきれいなまちづくりとなり、地域への愛着、美化意識の高まり、新しいまちづくりへの創造につながるすばらしい声である思い、大事にしたいと思います。これまで担当課を通して県へ相談をお願いしてきましたが、現在対応はどのようになっていますか、御答弁ください。  オについて補足いたします。自治会で分けて今年3月24日など区画整理についての説明会を行っています。地元住民の御意見や要望を聞く大事な機会であると、とてもいいことだと評価しております。私もでき得る限り参加し、住民の御意見を聞いております。しかし、細かい計画の話をするのは限度があり、果たして自分の家とその周辺の計画を知っている住民がどれだけいるのか。特に私の今回の質問にかかわる住民の方々は、何代にもわたってこの地に住み、守ってきた方々です。思い出や愛着ははかり知れません。家はもちろん庭に生えた木1本にも思い入れがあります。その自分の土地がどうなるのか、どうしたらいいのかよくわからない。説明、説明と言いますが、住民へ専門的なことはとても難しいと思います。ましてや計画の進捗のおくれによりさまざまな影響があり、聞いていた話と違うとの不安の声もいただきました。地権者の方々にとっては、日々の生活であり、財産でもあります。対応は丁寧にすべきと考えるがどうか、御答弁ください。  カについて補足をいたします。今回の私の質問は、住民に近い現場での内容を質問しております。オの質問に関連いたしますが、表題でも示しておりますが、県が進めている区画整理事業ということなのですが、完成時期が延びれば延びるほど市の負担も増え、市の財政を圧迫します。県の予算や計画も事業の進捗にはとても重要だと思いますが、住民への対応がさらによくなれば事業の進捗もさらによくなるのではないかというのが私の考えです。県職員も異動で2年ごとにかわることもあり、今の住民から要望や意見があった場合に県へ伝えるだけではなく、長く携わっている市ももっと積極的にかかわるべきではないかと思いますがどうか、御答弁ください。  そして、本年第2回定例会、青野議員の一般質問の答弁として、千葉県では申し入れを受け、貴重な緑に囲まれた熊野神社周辺の斜面緑地を初めとする緑地の保全や宅地の大街区化など事業の軽量化による経費縮減、早期整備に向けた事業計画の見直しについて検討を進めているところですが、事業完了までの整備展開についてはいまだ示されておりませんとの答弁がありました。その後の進捗を御答弁ください。  1回目の質問は以上です。お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 私から1、運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業の進捗と課題についての(1)区画整理事業の進捗や対応についてお答えいたします。  最初に、アの南流山名都借線の整備状況と安全対策及び今後のスケジュールについてお答えいたします。  現在中駒木線との交差点から八木南小学校までの区間の整備を進めており、一部完成した南側の歩道約500メートルについては、先月2日より供用を開始いたしました。引き続き、車道及び北側の歩道整備を進めてまいります。また、富士見橋までの区画整理地区外の区間につきましては、区画整理事業の進捗と整合を図り、市が道路整備を進める予定です。通学路における児童の安全確保を図るため、早期整備に努めてまいります。  次に、中駒木線について関連がありますので、イとウあわせてお答えいたします。  東葛病院から宮園地区を結ぶ区間は、9月10日に西側の歩道を暫定的に供用開始いたしました。引き続き、沿道宅地へ供給する水道などのインフラを含め、平成31年度末の完成を目指し、整備を進めてまいります。また、工事中の安全対策については、造成中の斜面をシートで覆い、集中豪雨等による洗掘の防止を図っているほか、適宜現場パトロールを実施し、通行人に危険が及ばぬよう対策を講じてまいります。  なお、造成中の斜面については、事業の見直しの中で防災上の観点を踏まえた造成計画を含め検討を進めてまいります。  次に、エの街路樹の管理についてお答えいたします。  土地区画整理区域内の街路樹は、区画整理施行者が植栽し、市は引き継ぎを受けた後、維持管理を行っています。御質問の流山セントラルパーク駅環状線を含めた植栽された街路樹については、速やかに市へ管理引き継ぎを行うよう施行者に要請しており、来年4月には当該駅環状線を含め街路樹を引き継ぎ、市で適切な管理を行っていくこととしております。  土地区画整理事業の進捗に伴い、市で管理する街路樹が増えていくことから、現在市内を2ブロックに分けて行っている街路樹の維持管理を平成31年度からは3ブロックとし、より適切な維持管理に努めることとしております。  ボランティア協力につきましては、お申し出いただいている方とは既に直接お話をさせていただいており、施行者による植栽が完了し、市へ管理引き継ぎがされた後、ボランティアの御協力をいただくことで了承を得ております。  最後に、地権者への対応について、関連がありますので、オとカあわせてお答えいたします。  市は、県と共同で事業を進めており、今後も事業推進に当たっては地権者の方々に御理解、御協力が得られるよう丁寧でわかりやすい説明に努めてまいります。引き続き県と連携を図り、平成34年度末の事業完了に向け、事業推進に努めてまいります。  なお、今後の整備スケジュールについては、早期提示が必要であると考えており、年度内には説明会を開催できるよう県に要請しております。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) 御答弁ありがとうございました。  アについては、先月2日に歩道の供用が始まり、子どもたちも新しい広い歩道を使って登下校をしているということで、とてもいいことだなというように思いますが、車の通行に関してはいまだ変わっておりませんので、なるべく早く進捗を求めます。  そこで、アの再質問を1点させていただきます。斜面緑地側に並ぶ民家側にも歩道が整備されると思いますが、どのような歩道が整備されますか。幅や何か特徴があれば御答弁いただきたいと思います。お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 再質問についてお答えいたします。  南流山名都借線の道路整備につきましては、両側に4.5メートルの歩道を整備する予定でおります。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) ありがとうございます。  今まで全く歩道のない道路から4.5メートルの歩道がきちっと整備されるということで、楽しみにしております。住民のためにも、高齢者の方も多い地域ですから、なるべく早く設置していただくように要望いたします。  イの再質問に入ります。都市計画道路3・3・28中駒木線と都市計画道路3・4・9南流山名都借線との交差点の信号の設置時期についてもお聞きいたします。341戸のパークホームズ流山セントラルパークが建ち、まだ予定ではありますが、児童が八木南小学校へ通うための通学路としても整備しています。児童やそのほかの市民のためにも信号設置は現在いつになっていますでしょうか、御答弁ください。  その際の信号は、どのような信号を予定していますか。南流山名都借線、中駒木線双方とも交通量の増大も予想され、右折車両による渋滞も考えられますが、矢印信号や青から赤にするタイミングをずらし、右折しやすくするなどの対応は考えられますか、御答弁ください。あわせて双方の道路に対しての右折車線の整備についてもお考えを御答弁ください。お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 再質問についてお答えいたします。  中駒木線と南流山名都借線の交差点の形状等についてですけれども、信号機につきましては交差点が完成し、道路が供用される予定をしています平成31年度末に設置できるよう千葉県警察本部へ要望をしております。また、信号機の種類や動作の方法につきましては、県警本部が現状に合わせて決定、または変更していくこととなります。  次に、交差点の右折レーンのことですが、坂側から来る、4方向から来るのですけれども、坂側から来る区画道路、8メートルの道路になりまして、都市計画道路より若干幅が狭いのですけれども、そちら側には右折レーンがつかなくて、残りの3本の3方向については右折レーンを設置する予定でいます。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) 御答弁ありがとうございます。  信号については、警察との協議、これは欠かせませんので、御答弁のとおりかと思いますが、渋滞しますとやはり子どもたちが歩いている中危険もありますし、右折がしやすいような信号に要望していただくように強く要望いたします。  それから、右折車線については、3カ所つくということでとても安心をいたしました。これからおおたかの森のほうから来る車であるとか、宮園のほうからおおたかの森のほうへ抜ける車もかなり増えてくるのではないかというように思いますので、右折車線の設置についてもしっかりと進めていっていただきたいなというように要望いたします。ありがとうございます。  それでは次、エの再質問をいたします。駅ロータリー内の各お店前の街路樹の根元に生えた雑草だけでもボランティアの方々で管理していただくだけでもロータリー内の美化が保たれ、ブランド力につながると思いますが、市へ移管されてからでないとできないという御答弁がありましたが、そのとおりなのでしょうか。もう一回そこについて質問いたします。お願いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 再質問についてお答えいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたが、まだ完全に全ての植栽が終わっておりませんので、全ての植栽工事が終わって、市のほうへ速やかに引き継いでいただいた後、ボランティアをお願いしていこうかなと思っております。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) ありがとうございます。  つくばエクスプレスが開通して13年、運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業としては約20年がたち、流山おおたかの森駅、流山セントラルパーク駅、南流山駅の3つの駅周辺を見ますと、流山セントラルパーク駅周辺の活気がもう少し欲しいかなと。今少なく、まちとしてまだ未完成であるというように私は思っています。ほかの2つの駅とは異なった特色あるまちづくりとして、ゆったりくつろげる緑豊かな市総合運動公園と駅周辺に形成される新しい地域生活拠点を中心とした緑豊かな田園的な環境を生かした自然と調和のとれたまちづくりを目指して、これからも切磋琢磨して住民のために働いていただきたいと思い、こちらを要望して、1の質問を終わります。  次に、2、災害時長期避難となった場合の避難所環境について質問をさせていただきます。  通告文を読ませていただきます。  (1)流山市の避難所の環境について本年の猛暑を体験し、暑さだけでなく寒さについても避難が長期化したときなどの室内環境について危惧しております。そこで、以下2点について問うであります。  ア、寒さについて、避難訓練で段ボールベッドづくりなど体験しておりますけれども、実際の避難時に業者と提携している段ボールベッドの数は十分なのでしょうか。毛布、布団や暖房器具等の寒さ対策はどのようになっているのか。  イ、暑さについて、暑さ指数、WBGTの注意、警戒、厳重警戒、危険などの温度基準にどう対応するのか。現在避難所となっている小中学校の体育館にはエアコンがないが、その対応策はどのようになっているのか。各自治会の連絡調整用として割り当てられている教室にはエアコンがあります。避難所として活用してはどうかについて質問します。  それでは、それぞれ補足します。  アについて補足いたします。猛暑のつらさを思うと、逆に寒さのつらさについても長期避難において心配しております。2016年5月29日、一般財団法人流山青年会議所主催で流山市教育委員会も後援した流山生涯学習センター体育館における「いざって時大丈夫?」という避難所体験として1泊するというイベントがありました。私は、帰宅途中に避難したことを想定し、通勤かばん1つで参加いたしました。用意されている段ボールと接着テープで各自仕切り壁をつくり、夜になるまで災害時などで役立つ話を聞いたり、体験をいたしました。就寝時は、段ボール2つと毛布を2枚支給していただき、段ボール2つを重ね、その上に毛布を敷き、そこに寝て、もう一枚の毛布をかけて寝ました。それほど寒い日ではありませんでしたが、底冷えも多少感じ、ふなれな場所ということもあり、なかなか寝つけなかったことを覚えています。たった1晩、そして次の日には自宅に帰れることもわかっている中、寒さと知らない人たちとの1泊ということで多少の不安も感じました。これが長期となれば、心も体も疲れ果ててしまうことは明らかであります。そこでの段ボールベッドによる寒さ対策、床からの底冷えを防ぎ、暖かく夜よく眠れることは風邪の予防にもなり、ストレス軽減、そしてトラブルの軽減にもつながると思っています。段ボールベッドの数は十分なのか、御答弁ください。  そして、毛布や布団、暖房器具等についても寒さ対策、暖かさとして長期の避難となった場合重要と考えます。5月15日、16日に議会運営委員会において相馬市、福島市を視察し、災害時における議会の対応を学んでまいりました。そこで姉妹都市でもある相馬市の備蓄倉庫を視察し、さまざまな備蓄品がある中、大量の布団セットの備蓄を目にしました。長期に避難をしている経験からくるものであるとショックを受けました。毛布、布団や暖房器具等の寒さ対策について御答弁ください。  イについて補足いたします。今年は生命に危険を及ぼすほどの猛暑であり、流山市では熱中症対策による暑さ指数、WBGTの計測器を全小中学校が持ち、計測しています。最も熱中症になりやすいランクとして最も高い危険を示す31度以上の日が今年流山市で7月に13日、8月は14日の計27日ありました。ちなみに、平成26年は11日、平成27年は13日、平成28年は3日、平成29年は13日と今年は熱中症になりやすい危険な夏でありました。小中学校の終業式においては、小学校3校が児童たちはエアコンのある普通教室で放送を利用した終業式を行い、そのほかの学校では時間短縮と水筒持参による終業式を体育館で行いました。流山市の普通教室のエアコン設置については、中学校8校は平成26年度、小学校15校は平成27年度、そして今年、平成30年度、おおたかの森小中学校にエアコンを設置し、全小中学校のエアコン設置が完了いたしました。しかし、避難所となっている小中学校の体育館においては、たった数時間の終業式ができないほどの環境の中での避難となる可能性があり、暑さに対する対策が必要と考えます。ましてや現在地震や台風の災害に県外の被害からすると強い流山市としては、県外の住民の方からすれば災害に強い都市といたしまして余り長期での避難を想定していないと思います。熱中症になりやすい避難所での避難は、危険きわまりないことですし、熱中症患者が続出すれば対応がおくれる可能性、そして死者も出かねない事態であります。予防し、対応、対策を講じることがとても重要であると私は思っています。避難所である小中学校の体育館の暑さ指数、WBGT、警戒など温度基準をどう対応するのか御答弁ください。お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 私から2、災害時長期避難となった場合の避難所環境についての(1)のアとイについてお答えします。  まず、ア、段ボールベッドの数及び寒さ対策についてですが、議員も御承知のように大規模災害の被災地における避難所は、家屋の倒壊等難を逃れた被災者が一時的に生活する場所であり、初期段階においてはライフラインが機能せず、通常の生活を営むことが困難な状況の場合もあります。そのため各防災備蓄倉庫には発電機、石油ストーブ、防水シートなどを備蓄しているところです。段ボールベッドの数については、災害応援協定により必要な数量をできる限り供給するものとして協定を締結しています。このほかに寝具類は、災害応援協定締結先の流山市呉服寝具小売商組合から要請に応じ、可能な範囲内で優先的に物資を引き渡すことになっています。さらに、災害応援協定締結先の相馬市からは、保管物資の布団も生活必需物資として提供を受けることになっています。寒さ対策の備蓄品としては、現在毛布4,628枚、アルミ毛布であるサバイバルブランケット5,476枚、石油ストーブ26台を防災備蓄倉庫に保管しています。  しかしながら、ライフラインの復旧だけでなく、道路等交通手段の復旧が図れず、必要な物資が配付されない場合があるため、常日ごろから自宅あるいは避難所での生活を想定し、市民の皆様一人一人がある程度寒さ対策を講じ、備えていただくようお願いいたします。  次に、イ、暑さ対策についてですが、避難生活が長期化する場合など避難所の生活環境に配慮する必要があることから、体育館における暑さ対策については、扇風機、冷風扇などの空調機器を確保してまいります。また、熱射病など緊急時に対応できるよう経口補水液なども確保してまいります。御指摘の暑さ対策として教室の空調環境が確保できる場合は、暑さ指数にかかわらず、施設管理者と協議の上、要配慮者を優先し、空調設備のある教室を避難所として利用してまいります。  いずれにしても、発災当初の段階では十分な生活環境の確保が困難と考えられるため、常日ごろから御自宅の備えとして飲料水や生活用水だけではなく、市民の皆様一人一人がある程度暑さ対策についても備えていただくようお願いいたします。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) ありがとうございます。  時間がありませんので、再質問いたします。小学校で使っているガスヒートポンプ方式でのエアコン、使う場合、点検、確認はどなたがしますか、お聞きいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 再質問にお答えします。  小中学校で行う今入っているエアコンなのですけれども、こちらはその季節の使う始まる前に担任、もしくは管理職、または安全主任という校務分掌がございまして、連携を図りながら点検をしております。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) もう一点再質問いたします。  地域において停電になった場合、太陽光発電機能のある住宅所有者への協力提供などできないか。そして、流山市の新しいデザイン、VIを活用し、災害時の電力協力協定がわかるデザイン価値の高いステッカーをつくることを検討してはどうか、御答弁ください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。湯浅市民生活部長。     〔湯浅市民生活部長登壇〕 ◎湯浅邦彦市民生活部長 再質問にお答えします。  停電時の電気の確保というところだというように考えますが、住宅等に限らず例えば個人のお宅でも車のシガーというのですか、あれで電気をとったりすることができるというようには感じておりますので、その電気の確保についてはあらゆる手段で確保できるような形が何かあるかどうかこちらで研究させていただきながら、周知させていただきたいと思います。  あと、認定についてのVIを使ってというお話については、今のところ考えてはおりません。 ○秋間高義議長 笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) 長期避難については、暑さ、寒さの対応を実際に即したことを考えて講じていただきたいと強く要望いたします。  それでは、3、アクロスプラザ流山と柏住宅展示場跡地の間を通る道路の渋滞解消の対策について。  (1)柏住宅展示場跡地は、現在更地になっているが、新たな開発予定は決まっているのか。また、商業施設ができた場合、アクロスプラザ流山との間の道路の渋滞対策はどうなっているのか。  資料4をごらんください。これ左側がアクロスプラザ流山、右側が跡地となっております。  資料5をごらんください。手書きではありますが、左側が柏住宅展示場跡地、右側がアクロスプラザ流山となっております。アクロスプラザ流山の渋滞対策について御答弁お願いします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。武田都市計画部長。     〔武田都市計画部長登壇〕 ◎武田淳都市計画部長 私から3の(1)柏住宅展示場跡地の開発予定と道路の渋滞解消対策についてお答えいたします。  柏住宅展示場跡地の開発計画については、先週11月30日付で開発事業者から流山市街づくり条例に基づく大規模土地開発構想の届け出がなされ、受理したところです。現在届け出された計画の内容については、敷地面積約1万5,000平方メートルに2棟を建築する計画であり、1棟は物品販売店舗、延べ床面積約8,400平方メートル、鉄骨造2階建て、建築物の最高高さ約14メートルの計画です。もう一棟は、温浴施設、延べ床面積約5,100平方メートルで、鉄骨造2階建て、建築物の最高高さは約12メートルの計画となっています。なお、温浴施設には158台分の立体駐車場を併設しております。  今月5日から25日までの21日間、都市計画課の窓口及び市ホームページにおいて大規模土地開発構想が縦覧に供されております。  また、条例に基づく手続としましては、当該構想の縦覧が終了した後に流山市街づくり条例第32条第1項の規定により、縦覧終了後、近隣説明会を事業者が開催することとなります。その後、流山市街づくり条例の大規模土地開発構想の手続において指導、助言を行うとともに、流山市開発事業の許可基準等に関する条例に基づき、適切に指導してまいります。  なお、アクロスプラザ流山と柏住宅展示場跡地の間を通る道路の渋滞解消対策については、開発行為における事前協議において開発事業者に対して指導してまいります。  以上です。 △答弁の補足 ○秋間高義議長 執行部から発言の申し出がありましたので、これを許します。前川学校教育部長。     〔前川学校教育部長登壇〕 ◎前川秀幸学校教育部長 先ほどの小中学校のエアコンの点検についての御質問でつけ加えがございますので、答弁させていただきます。  先ほど小中学校の教員等が点検ということでお答えしたのですけれども、それに加えまして当然専門的な機械の保守点検につきましては、業者のほうも行っておりますので、その点つけ加えさせていただきます。申しわけありません。 ○秋間高義議長 笠原議員については、3番の質問について再質問お願いします。  笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) ありがとうございます。  警察との協議をしながらということでございますけれども、開発業者へ警察と協議を重ねながら、右折ラインや信号の青から赤に変わるタイミングをずらして右折しやすくするなどの検討、それも含まれているのか、御答弁ください。  それから、街づくり条例第32条第1項の説明会以外にも今月説明会があると聞いていますけれども、市は参加されるのか、そちらもお聞きいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。武田都市計画部長。     〔武田都市計画部長登壇〕 ◎武田淳都市計画部長 再質問にお答えいたします。  街づくり条例に基づく近隣説明会とは別に、開発事業者が自主的に説明会を開催するというように聞いております。その説明会には市のほうは立ち会わないです。  それと、交差点の協議、右折に関する協議等につきましては、先ほど申し上げましたとおり、事前協議の中で、警察署との協議の中で検討していくべきものというように考えております。  以上です。 ○秋間高義議長 笠原議員、発言時間が短くなっておりますので、御注意ください。  笠原久恵議員。     〔11番笠原久恵議員登壇〕 ◆11番(笠原久恵議員) 御答弁ありがとうございました。  最後に、要望いたします。  流山市の東部地区の中では大規模店舗の場所となっています。今回の質問の場所です。地域の方が安全で安心して利用できる場所となるよう目を配っていただくことを強く要望いたします。それから、通学路ともなっておりますので、敷地内での歩道などの要望も強く出していただくよう要望いたします。  以上をもちまして私笠原久恵からの一般質問を終了いたします。ありがとうございました。(拍手) ○秋間高義議長 以上で笠原久恵議員の一般質問を終了します。 △市政に関する一般質問 ○秋間高義議長 次に、16番中村彰男議員。     〔16番中村彰男議員登壇〕 ◆16番(中村彰男議員) 皆様、こんにちは。今議会の一般質問の最終を務めさせていただきます自由民主党の中村です。よろしくお願い申し上げます。  それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。  1、運動公園周辺地区の事業計画見直しについて。  (1)千葉県が施行する運動公園周辺地区において地区南部の斜面林の保全や事業の軽量化の検討をしている報告を受けているが、事業の見直しについて現在の進行状況と市の対応について問うでありますが、千葉県が施行している運動公園周辺地区については、平成10年度の事業着手から20年が経過しようとしております。その間、同地区ではつくばエクスプレスの開業に始まり、流山セントラルパーク駅周辺の土地活用の進展や新市街地地区に隣接する地区の造成、地区の骨格となる幹線道路の整備が進められてきております。しかし、つくばエクスプレス沿線整備のほか地区では、事業完了のめどが立ってきている状況の中でいまだに整備工事に着手できていない箇所もございます。このような状況の中で、地区南部に残る貴重な斜面林を緑地として保全する検討を千葉県とともに行っているとの答弁を既にいただいておりますが、改めて現時点での事業の見直し、市の対応について御説明をお願いいたします。  次に、通告書の(2)の事業の展開の権利者への説明の見通しについてであります。  運動公園周辺地区に隣接する新市街地地区では換地処分の時期が見えてきた中、運動公園周辺地区では整備未着手の部分もまだまだ多く、地権者の方が将来の生活設計に不安を感じております。地権者の不安を少しでも払拭するためにも事業展開が示せる見通しについて御説明ください。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。石野都市整備部長。     〔石野都市整備部長登壇〕 ◎石野升吾都市整備部長 私から1、運動公園周辺地区の事業計画見直しについてお答えいたします。  最初に、(1)事業見直しの進捗と市の対応についてですが、地区南部の斜面緑地については、今定例会で何人かの議員の方からの御質問にお答えしたとおり、現計画に加えて保全する提案を千葉県にしており、現在県と協力し、現地を詳細に調査するとともに、コスト面も含めて保全可能な範囲や方法を検討している段階です。  また、事業の収支計画につきましては、宅地の大街区化や造成計画を見直すことで今後の工事費縮減を図るとともに、今年度から新たに採択となった都市再生土地区画整理事業補助の継続的な確保について国と協議を進めており、安定的な財源確保にも取り組んでいるところです。  次に、(2)説明会における今後の事業展開の説明についてお答えいたします。現在千葉県では、事業の見直しとあわせて土地利用計画や事業の収支計画の見直し作業を並行して行っているところです。市としては、早期に事業見直しを進め、地権者の方々が安心して生活設計が立てられるよう整備スケジュールの一刻も早い提示について今年度内には事業見直しの検討作業を踏まえた説明会を開催できるよう県に要望しております。  以上です。 ○秋間高義議長 中村彰男議員。     〔16番中村彰男議員登壇〕 ◆16番(中村彰男議員) 石野部長、答弁ありがとうございました。  事業の見直しについては、ただいま説明があったとおり、緑地の範囲や方法の検討を一刻も早く終え、新たな計画を示していただけるよう要望いたします。  また、今年度から新たに採択された国の補助金について、事業の見直しの中で国との協議を進めるとのことですので、少しでも負担が軽減できるよう千葉県や市当局の努力を大いに期待するところでございます。  最後に、地権者の方々は、先祖伝来の大切な土地が区画整理事業により大きく変わることに少なからず不安を持っております。市は、県と共同で事業を進めていただき、今後も事業推進に当たっては、担当職員の皆様におかれましては何かと心労等大変でしょうが、地権者の方々に深い御理解、御協力が得られますよう丁寧にわかりやすい説明に努めていただけるよう要望いたしまして、1の質問を終わります。  それでは、次の質問に入ります。2、市長の政治姿勢について。  (1)4期目4年間の総括と今後の流山市の将来像について問うであります。  つくばエクスプレス沿線の土地区画整理事業も新市街地地区では間もなく事業完了を迎えるなど、沿線開発も進んでいるように思います。区画整理の保留地の販売も進み、全国の多くの自治体で人口が減少する中、幸いにも本市の人口は増加しています。その中でも子育て世代が中心に増加傾向にあり、市長が進めるDEWKS世代をターゲットとする誘致策が功を奏していると言えるのではないでしょうか。次期総合計画で検証している人口推計でも、本市ではいましばらくは人口増加が見込まれるとのこと。この15年余り、市長は自治基本条例や市民参加条例の制定、市民投票条例等、市民が主役のまちづくり、緑豊かなまちづくり、住み続ける価値の高いまちづくりを進め、幾多の困難を乗り越え、市政運営に奔走されてこられました。人口の増加を図る一方で、ツーリズムの施策の推進等により交流人口も増加し、市長が進める市政運営のもと流山市のまちづくりは今まさに発展途上にあると思います。  こうした一方で、人口増加に伴う課題も山積しております。待機児童解消のために保育園の整備を初め、新設小学校、中学校の整備計画等、人口が増加している自治体ならではの問題が生じております。キッコーマンアリーナやおおたかの森小中学校併設校の建設等、これまで健全財政の維持に努めてこられましたが、今後もインフラ整備に多くの財政負担が強いられることとなります。  平成32年4月からは、いよいよ次期総合計画に基づく各種事業もスタートします。来年5月5日には、我々市議会議員の任期が満了になると同様に、市長も4期目の任期の満了を迎えようとしています。市長は、4期15年にわたり、流山市政のかじ取りをされてきました。任期を重ねるたびに新たな問題にも直面し、その都度市議会とも議論を交わしながら、多くの難局を乗り越えてこられました。  そこで、お伺いします。4期目4年間の井崎市政の運営についてどのように総括されますか。また、流山市のさらなる発展のために、市長御自身流山市の将来についてどのように考えておられますか、見解をお伺いいたします。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 私から2、市長の政治姿勢についてお答えいたします。  市長就任以来、1円まで活かす市政、市民に役立つ行政、流山市の可能性を引き出すまちづくりを市政経営の根幹に据え、住み続ける価値の高いまちづくりに全力で取り組んでまいりました。4期目となった現在においても、私は市民の皆様の声を大切に、先人、諸先輩方の築いてこられたふるさと流山市の可能性を引き出す市政経営に取り組んできたところです。全国では人口減の自治体が年々増えていますが、本市では子育て世代を中心に人口が増加する中、さまざまな課題を一つ一つ乗り越えてこられたことは、ひとえに市民の皆様、市議会の皆様の御理解と御支援によるものとこの場をおかりして心より感謝を申し上げます。  この4年間の市政経営の中では、とりわけTX沿線を中心に増加する乳幼児、児童生徒数への対応を初め、市内外の多くの方々に御利用いただいているキッコーマンアリーナの整備など、定住人口と交流人口の増加を実現するまちづくりに取り組んでまいりました。また、将来にわたる健全で規律ある財政運営を行うための健全財政維持条例の制定や市民自治の推進を図るため市民投票条例を制定するなど、市民本位の市政の推進にも努めてまいりました。さらに、平成31年4月にはスターツおおたかの森ホールが竣工し、新たな文化交流拠点が誕生します。市制施行時4万3,000人であった人口は、現在19万人となり、次期総合計画における中長期人口推計では2027年に20万6,000人になる見込みです。本市の可能性を形にし、緑豊かで良質なまちづくりを進め、2027年以降も市民の皆様が安心して住み続けられるよう、人口が減りにくい流山市づくりに全力を傾注したいと考えます。  今後これまで市民の皆様とともに進めてきたまちづくりを進展させ、住み続ける価値の高いまちを確立するべく、来年4月に行われる市長選挙に再度出馬する決意を固めたところです。私は、明日の流山市のために今できることの全てに最善を尽くし、全身全霊で取り組んでまいります。  以上です。 ○秋間高義議長 中村彰男議員。     〔16番中村彰男議員登壇〕 ◆16番(中村彰男議員) 井崎市長、答弁ありがとうございました。  ただいまお聞きになったとおり、次期市長選に出馬されることを明言されたわけではございますが、皆さん御存じ、市長さんのカラーってグリーンですよね。それを聞いているのですが、副市長も今日2人そろって濃いグリーンで、何か先ほどから自然に感じていまして、しっかりせんといかぬなということで、また今日お二人で勝負かけてきたのかななんて思って身の締まる思いでございます。  それで、1点、これはどうしても再質問させていただかなければならないことがございます。それは、市長は現在4期目で、次は5期目を当然目指すことになりますが、多選について市長自身はどのようにお考えでしょうか。千葉県内では、7月にたしか鎌ケ谷市長が再選されて現在5期目となっており、隣の野田市の根本崇前市長さんは6期野田市長を務められたと。法的にはまさに何期から多選かという規定もなく、多選についての考えというのは人それぞれあると思います。長期間にわたる政権による市政運営となると、行政の停滞やなれ合いなどによる弊害があるのではと懸念する声が出てくると思われるが、市長として多選についての考えをお聞かせいただきたい。 ○秋間高義議長 当局の答弁を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 多選の弊害についてですが、一般的に組織のなれ合いや硬直化、そして結果として市政の停滞などが指摘されています。しかし、私は、市長の個人の資質と姿勢のほうが多選以上に市に対して大きな影響を与えると考えています。常に改革、革新の気持ちで市政経営に取り組むことで、躍動し続ける市政が実現できるものというように考えております。そして、これからもその気持ちで取り組んでまいりたいと考えます。  以上です。 ○秋間高義議長 中村彰男議員。     〔16番中村彰男議員登壇〕 ◆16番(中村彰男議員) 井崎市長、答弁ありがとうございます。  今のお言葉を議員一同、また今日は多くの傍聴の皆さんがしかととどめております。これまで4期にわたり流山市のリーダーとして市政を牽引していただいていることは、私も理解していますし、これまでも是々非々で議論させていただきました。我々市議会議員も市長も政党会派を超え目指すことは1つ、それは市民福祉の向上と思っております。今後も流山市民の皆さんのために、流山市がますます発展するさまざまな施策、事業を展開されること、また私たち市議会と政策議論をとことん行っていただき、決して議会軽視のないよう市民の皆さんのために努力してもらうことを期待、要望し、私の一般質問を終わります。(拍手) ○秋間高義議長 以上で中村彰男議員の一般質問を終了します。  以上をもって市政に関する一般質問を終結します。 △議案第80号から議案第84号 ○秋間高義議長 日程第2、議案第80号から議案第84号までの以上5件を一括して議題とします。 △質疑 ○秋間高義議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○秋間高義議長 ただいま議題となっております議案第80号から議案第84号までの以上5件は、総務委員会に付託します。     議案第85号から議案第95号 ○秋間高義議長 日程第3、議案第85号から議案第95号までの以上11件を一括して議題とします。 △質疑 ○秋間高義議長 これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○秋間高義議長 ただいま議題となっております議案第85号から議案第95号までの以上11件は、教育福祉委員会に付託します。 △議案第96号から議案第101号 ○秋間高義議長 日程第4、議案第96号から議案第101号までの以上6件を一括して議題とします。 △質疑 ○秋間高義議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○秋間高義議長 ただいま議題となっております議案第96号から議案第101号までの以上6件は、市民経済委員会に付託します。 △議案第102号から議案第107号 ○秋間高義議長 日程第5、議案第102号から議案第107号までの以上6件を一括して議題とします。 △質疑 ○秋間高義議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○秋間高義議長 ただいま議題となっております議案第102号から議案第107号までの以上6件は、都市建設委員会に付託します。 △会議時間の延長 ○秋間高義議長 本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。 △発議第31号上程 ○秋間高義議長 次に、本日小田桐仙議員外2名から議案の提出があり、これを受理しましたので、御報告します。  日程第6、発議第31号「流山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題とします。 △提案理由説明 ○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。25番小田桐仙議員。     〔25番小田桐仙議員登壇〕 ◆25番(小田桐仙議員) ただいま上程されました発議第31号「流山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」提案理由を御説明させていただきます。  少子化や児童虐待の増大など、社会全体で子育て世帯の支援を強める必要性が今社会的要請となっております。その中において、医療保険制度の中では唯一国民健康保険制度だけが世帯ごとの保険料算出において同一世帯の子どもお一人お一人に均等割額を課している状況で、子どもが多ければ多いほど世帯の所得にかかわらず保険料が高額になってしまう状況にあります。今回の条例の一部改正案は、少しでもその解消を図り、多子世帯に対する経済的負担を軽減し、もって子育て支援環境の充実及び子どもの保健の向上を目指す内容となっております。  以上をもちまして発議の提案理由説明を終わります。提案いたしました発議につきましては、御審議の上、可決いただきますようどうぞよろしくお願いをいたします。 ○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○秋間高義議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○秋間高義議長 ただいま議題となっております発議第31号は、市民経済委員会に付託します。 △陳情の件
    秋間高義議長 日程第7、「陳情の件」を議題とします。  今期定例会において受理した陳情は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託します。 △休会の件 ○秋間高義議長 日程第8、「休会の件」を議題とします。  委員会審査並びに総合調整のため、明12月8日から12月18日までの11日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、明12月8日から12月18日までの11日間は休会することに決定しました。 ○秋間高義議長 この際、お知らせします。  常任委員会の開催については、それぞれ次のとおり各委員長から報告がありました。  総務委員会 12月10日午前10時 第3委員会室  教育福祉委員会 12月11日午前10時 第3委員会室  市民経済委員会 12月12日午前10時 第3委員会室  都市建設委員会 12月13日午前9時 第3委員会室  以上のとおりであります。  なお、委員会の開催通知は改めてしませんので、御了承願います。 ○秋間高義議長 以上をもって本日の日程は全部終了しました。  次の本会議は、12月19日午後1時から開きます。  本日はこれにて散会します。  お疲れさまでした。 △午後4時51分散会...